2019.12.31 UP
未来の私と子どものために…今日からはじめたいケアって?
いつまでも若く、美しくありたいと願う女性は多いもの。
その気持ちは、たとえママになっても同じですよね。
自慢のママでいるために、さまざまな努力を重ねている女性は少なくないでしょう。
その一方で、子どもたち側は、親にどうあって欲しいと願っているのでしょうか?
気になる子どもの意見を見ていきましょう。
約9割が「親には若くいてほしい」!?
株式会社アニスは、10代~30代の男女を対象に「親の老いに関するアンケート調査」を実施し、子どもの本音を調査しました。
そこで「親にいつまでも若々しくいてほしいと思いますか?」と訪ねたところ、「はい」という回答が85.5%にものぼりました。
いくつになっても、親には若く、元気でいて欲しいというのが、子どもの本音のようです。
調査では、自分が成長して大人になり「親を超えてしまったと感じる瞬間」についても聞いています。
その結果、「親の身長を超えた」時という回答が4割以上と最も高く、次いで「実績や成果が出た(15.1%)」、「料理が得意になった(14.0%)」、「力比べで勝った(12.6%)」、「家事の裏技を親に教えた(11.4%)」、「出産や子育てを経験した(9.0%)」と続きました。
男性は仕事や体力面、女性は女性としての知識や経験で「親を超えてしまった」と感じるようですね。
頼れる存在として、自分を導いてくれた親を超えることは、嬉しい一方、寂しく感じる方も多いのではないでしょうか。
子どもが親の老いを感じた瞬間とは?
老いは必ず訪れますが、子どもにとって、自分の親の老いを受け入れることは、覚悟がいることですよね。
親の老いを目の当たりにして、ショックを受けた経験がある方もいるでしょう。
調査では、「親の老いを感じる時」について、「体力(42.8%)」という回答がもっとも多く、次いで「目元のシワ(37.9%)」、「物忘れ(35.3%)」、「薄毛(24.5%)」などが続きました。
具体的なエピソードについても、顔のシワやたるみに親の老いを感じたエピソードが多く寄せられています。
・「久々に帰省したときに会ったら、顔が少し老けていた」(20代/女性/学生)
・「シワが増えて、老けたな~と感じた」(20代/女性/会社員)
・「首元のシワが気になった」(20代/女性/パート・アルバイト)
・「母親のほうれい線が目立つようになった」(30代/男性/会社員)
やはり見た目の変化で、親の老いを意識した経験のある方が多いようですね。
なかでも、目元のシワは老いを感じる大きなポイントであることが伺えます。
親の肌コンディションで気になるのは「乾燥」
「親の肌のコンディションで冬に心配なこと」についての質問には、「乾燥(35.7%)」という回答がもっとも多い結果でした。さらに、続いて挙げられた「手荒れ」「ひび割れ」「あかぎれ」「かゆみ」なども、肌の乾燥から引き起こされる肌トラブル。
やはり、肌の乾燥を心配する声が多いと言えるでしょう。
年齢を重ねるとともに肌の保湿力は低下していくので、乾燥が年齢肌トラブルの原因になることは事実です。
そのほか、冬の気温の低下や暖房による乾燥も、シワを作る大きな原因になることも……。
もし親が若々しくいることが、子どもの喜びにもつながるとしたら、サボっていた保湿ケアも頑張ってみようと思いますよね。
いつまでも一緒にお出かけしたいと思われるママでいるために
調査では、両親のうち、「母親の方がより仲が良い」との回答が5割を超え、子どもがより母親と親密な関係を築いていることもわかりました。
アラサー世代はまだ若く、子どもが小さい方が多いので、自分が親として老いていくことを現実的にはとらえにくいと思いますが、親の姿は未来の自分です。
年齢を重ねていくほどに、体力や見た目には、それまで積み重ねた日々の努力が大きな差となって現れやすいもの。
未来の自分と、そして我が子のために、今からできるケアをはじめてみませんか。
平 理以子
美容ライター/恋愛コラムライター/海外(バリ島)ライター