2018.08.02 UP
アメリカのホワイトニング歯磨き粉は安全?おすすめ3つと注意点
「アメリカの歯磨き粉の方がホワイトニング効果が高そう!」「でもアメリカのホワイトニング歯磨き粉って安全なの?」と思ったことはありませんか?
日本よりもホワイトニング先進国で作られているアメリカの歯磨き粉は、歯を白くする成分が強力なため、高い効果が期待できるといわれています。
その一方で、アメリカの歯磨き粉は日本の歯磨き粉に比べて高濃度のホワイトニング成分が配合されていることにより、歯や歯ぐきを傷める危険性があります。
また、日本の歯磨き粉でも高いホワイトニング効果を得られる商品があります。
今回はアメリカで人気のホワイトニング歯磨き粉と効果、安全性などを詳しく紹介していきます。
アメリカのホワイトニング歯磨き粉のメリット・デメリット
アメリカのホワイトニング歯磨きのメリット
- 自分の元の歯より白くできる
- フッ素などの成分の濃度が濃い
アメリカの歯磨き粉は日本にはないホワイトニング効果を実感できるかもしれないですね!
アメリカのホワイトニング歯磨きのデメリット
- 日本人と外国人(欧米人)はエナメル質の厚みが違うので歯磨き粉がしみやすい
- 知覚過敏を発症する恐れがある
- 日本人の方が外国人(欧米人)より歯が黄色いため望むホワイトニング効果が得られない
- 歯ぐきが白くなる恐れがある
- 歯がまだらに白斑する恐れがある
- 口腔内全体が荒れる・違和感を感じやすい
アメリカのホワイトニング歯磨き粉を使用すると歯を元よりも白くできるメリットもありますが、このようにかなりデメリットが多いことは留意しておく必要があります。
アメリカのホワイトニング歯磨き粉のおすすめ人気ランキング3選
アメリカのホワイトニング歯磨き粉のおすすめ人気ランキングを紹介します。
おすすめ1位:supersmile(スーパースマイル)
出典:スーパースマイル
アメリカのホワイトニング歯磨き粉のおすすめ1位はsupersmileです。
アメリカの美容雑誌でも年間最優秀賞を獲得!アメリカのホワイトニング歯磨き粉で唯一日本への正規販売ルートが存在し、日本で禁止されている歯磨き粉成分は削除もしくは認可されているものと代替しているので安心です。国内でのチェックも厳密に行っています。
気になるホワイトニング効果ですが、ペリクルというタンパク質の膜を分解して除去してくれるので、きちんと歯磨きできれば、歯医者さんでクリーニングを行うのと同等の効果が期待できます!
商品名:スーパースマイル
評価:★★★★★
おすすめ2位:クレスト ホワイトニング セラピー
出典:クレスト
アメリカのホワイトニング歯磨き粉おすすめ2位はクレストのホワイトニングセラピーです。
クレストは日本でもおなじみP&Gから販売されている歯磨き粉で、アメリカでは最もポピュラーなホワイトニング歯磨き粉です。フッ素を初めて歯磨き粉に入れたことで知られ、アメリカ化学会より“過去100年における、もっとも偉大な発見”のひとつとして表彰された過去もあります。
クレストの歯磨き粉・ホワイトニングセラピーは、漂白剤が入っておらず日本人の歯にも優しく、かつ3種類のホワイトニングに効果的な成分が配合されいます。日本の歯磨き粉にはホワイトニング成分は大抵1種類しか配合されていません。抜群のホワイトニング効果はホワイトニング先進国のアメリカならでは。
商品名:ホワイトニングセラピー
評価:★★★★★
クレスト
ホワイトニングセラピー
公式サイト(※英語サイト)はこちら
おすすめ3位:コルゲート オプティックホワイト
アメリカのホワイトニング歯磨き粉おすすめ3位は、コルゲートのオプティックホワイトです。
コルゲートはアメリカ本国でも人気のホワイトニング歯磨き粉。日本では未認可の過酸化水素が配合されていて、歯が漂白できます。1週間で3シェードホワイトニングできるのだそう。
しかし過酸化水素を配合しているホワイトニング歯磨き粉は口腔内への刺激があるほか、日本人とアメリカ人は歯の質が異なるので想定外の副作用が起こるリスクがあります。アメリカのホワイトニング歯磨き粉を購入する際は安全性にも留意したいものです。
商品名:オプティックホワイト
評価:★★★☆☆
コルゲート
オプティックホワイト
公式サイト(※英語サイト)はこちら
アメリカのホワイトニング歯磨き粉の安全性
アメリカのホワイトニング歯磨き粉は、歯を白くする漂白剤として過酸化水素が配合されています。この成分は洗濯の漂白剤と一緒です。一般的に言い換えると消毒薬オキシドールのことなのですが、粘膜や血液と反応した際泡や熱を放出するため口腔内の粘膜を刺激する副作用があります。
日本の歯科医院でオフィスホワイトニングを行う際は、この過酸化水素が口の中に触れないようしっかりと保護を行いますが、歯磨き粉で直に触れるととても刺激があると思います。
また、無カタラーゼ症という疾患の方は、ホワイトニングが禁忌。自分が無カタラーゼ症と知らずに過酸化水素の配合されている帆わいろニング歯磨き粉を使用すると、口腔内が壊死する可能性があります。
アメリカのホワイトニング成分が日本で認可されていない理由は、そのような重篤な被害の可能性があるためです。
アメリカのホワイトニング歯磨き粉より日本の歯磨き粉の方が安全
アメリカの歯磨き粉に比べ、日本で販売されているホワイトニング歯磨き粉は、すべて品質や成分などを厚生労働省で認可されていて安全です。
特にアメリカで買わなくても、ポリリン酸ナトリウムやメタリン酸ナトリウムが配合されているホワイトニング歯磨き粉があったので紹介しておきます。
これはクレストの歯磨き粉にも配合されているので、高いホワイトニング効果が期待できますよ!
そもそもクレストのホワイトニング歯磨き粉が欲しくても輸入しないと買えないですしね。
薬用パールホワイトプロEXプラス
商品名:パールホワイトプロEXプラス
成分:ポリリン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム
↑アメリカのホワイトニング歯磨き粉にも配合されている成分
評価:★★★★★
まとめ
アメリカのホワイトニング歯磨き粉の紹介でした。
アメリカでは日本では比べ物にならないほど、白い歯への関心があり、ホワイトニング歯磨き粉だけでもかなりの種類があります。
私は歯科衛生士としてあまり体に害になるものをおすすめしたくはないので、アメリカ人と日本人で歯質が違うことだけでも伝わればいいかなと思い、記事を作成しました。
安全性など考慮すべき点があることは知っておくべきだと思います。アメリカのホワイトニング歯磨き粉は、効果が高いかもしれませんが、リスクがあることも十分理解しておいてくださいね。
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CHILL
化粧品検定1級/コスメコンシェルジュ/アスリートフードマイスター/ライター/歯科衛生士