2018.04.20 UP
保湿で鼻のトラブル解決!?お悩み別対処法&おすすめアイテム
乾燥、皮むけ、毛穴の黒ずみ、テカリ…。考えてみると小鼻にまつわる悩みってたくさんありますよね。
たとえば鼻の角栓が黒ずんで目立って気になる。花粉症や風邪でひんぱんに鼻をかみ、鼻の粘膜の乾燥や皮むけに悩んでいる。てっぺんがキラリとひかるテカりがイヤでしょうがない。悩みはそれぞれ違いますが、そうしたトラブル改善には「保湿」に目を向けてみる必要があります。
それぞれの症状に合った保湿ケアを工夫することで改善される可能性もあるかもしれません。
鼻トラブル1.「鼻の黒ずみ」対策の毛穴パックは保湿が命?
にっくき鼻の黒ずみ。解消するための手っ取り早いアイテムとしてすぐ頭に浮かぶのが「毛穴パック」ではないでしょうか。
私も10代のときは週1でお世話になっていました。お風呂上がりに小鼻に貼ったシートを乾かしてぺりぺりとめくるとおもしろいように毛穴の角栓がとれるのでクセになりますよね。
でも使った人のなかには「鼻がクレーターみたいにぽっかり穴があいた」「キュッと閉まらない毛穴になる」など使いすぎを後悔している人も…。
毛穴パックはご存知のとおり、十分な保湿ケアが必要です。これを怠ってしまうと前述したように悲惨な毛穴になってしまう可能性があります。私自身もパック直後はたくさん角栓がとれたと感動するのですが、翌日にはいつも元通り。
シートをはがすとき肌に負担をかけるのか赤みが出るし、皮膚をひっぱるときの刺激も強く感じたので次第に使わないようになりました。
愛用している人のなかには毛穴パックは月に1回など使用頻度をしっかり守り肌への負担を極力減らしている人もいます。頻度は少なめに、いつも以上の入念な保湿を心がける。徹底してこのルールを守ることが大事なのかもしれませんね。
鼻トラブル2.「鼻の粘膜、鼻下の乾燥」を保湿するには?評価の高い保湿アイテム
黒ずみのような美に関するお悩みではなく、鼻の粘膜や鼻下の乾燥や保湿方法に悩んでいる人も少なくありません。
季節を問わず鼻の粘膜がヒリヒリしてしまう人、鼻をかみすぎて乾燥してしまう人、鼻まわりの皮むけなどで悩んでいる人は、ピンポイントで鼻を保湿する専用アイテムを使ってみると良いかもしれません。
これから紹介するクリームやジェル、スプレーは鼻の下・鼻の粘膜が乾燥したときなどに「これは使える!」と口コミ評価の多いアイテムです。テクスチャーの違いから使い心地も異なるよう。使い勝手が良いと感じるものを試してみてくださいね。
ハッピーノーズ 鼻下クリーム モイスト
リップクリームのような見た目の、植物由来の成分でできた鼻下用クリームがこちらです。
ホホバ種子油、シアバター、ミツロウなどが鼻の下のカピカピになった肌をケアしてくれます。鼻に抜けるティートゥリー精油が気持ちまですっきりさせてくれそうです。
「鼻の下が真っ赤にかゆくなったときこれを塗るといくらかマシになり、だいぶお世話になった」という人や「すっとするけどメントールほどきつくないので、香り付きが苦手な人でも快適に使えそう」という人も。ジェルやスプレーだと液だれが気になりますが、クリームタイプなら密着度が高いので外出先でもササッとケアできそうですね!
鼻しっとりジェル
花粉・風邪・鼻の乾燥対策として鼻の粘膜を長い時間保湿できるというジェルがこちら。
使い方はノズル先端を浅く鼻に入れて1~2回ずつスプレーするだけ。ヒアルロン酸を配合で、鼻を乾燥から守り、異物が付くのを防止してくれるそうです。
「ジェル状でたれてこないのがうれしい。ちょうどよく鼻腔内にくっついてくれる」など鼻のなかにとどまりやすいテクスチャーへの評価が高く、「乾きを感じにくくなり、鼻をかむたびに出ていた鼻血がおさまってきた」などの効果を感じている人がいました。
どのくらい保湿効果が持続するのかについては「3~4時間程度」と感じている人が多いようです。空気の通り道である鼻は何かと乾燥しがちなので3~4時間でも保湿できるのはうれしいですね。
ドライノーズスプレー
ムズムズ感、花粉、水泳後、鼻水がカサブタ状に固まる前などの洗浄に使える鼻洗浄器がこちらです。
無臭、アルコール・メントールなどの刺激成分は無配合! 鼻のなかに湿気を与えることで鼻の機能をサポートする仕組みになっており、特別な薬を含んでいないので特に副作用がないそう。こういったアイテムは使いすぎに慎重になったりしますが、副作用がないのであれば安心感がありますね。
「鼻の奥にスプレーしても細かい霧状のスプレー式なのでツンとこない」「水道水で鼻を洗うときのような刺激感がないのがうれしい」と違和感のなさを喜んでいる人が多い印象。ほどよい保湿感で良く眠れるといった意見もありました!
鼻トラブル3.「鼻のテカり」解消には洗浄アイテムの見直しと保湿を
小鼻のトラブルとして「鼻のテカり」をあげる人も少なくありません。実は私も普通肌ではありながらお昼ごろには鼻の頭がテカテカになっていることが多く、鏡を見てげんなりすることがよくあります…。
鼻がテカる原因は実はひとつではなく、具体的には下記のようにたくさんの要素が考えられるといいます。
・過剰な皮脂分泌(鼻パックのやりすぎ、洗浄力の強い洗顔)
・生活習慣
・ホルモンバランスの乱れ
・ジャンクフードなど油もの、甘いものなどの食べすぎ
・乾燥
鼻がテカるのは単純に皮脂分泌が多いだけ… と考えていましたが、実は甘いものも大好きな私。食事や乱れがちな生活習慣など、実際にはさまざまな要素が入り混じっているのかもしれません。
改善点は多岐にわたりますが、今回はスキンケアにスポットを当てて考えてみましょう。
鼻がテカってしまう原因のひとつには洗浄力の強いアイテムを使っている可能性があります。そのため鼻のテカりが気になっている人はまず、洗顔アイテムを見直してみると良いかもしれません。
どんな汚れもしっかり落とす「洗浄力」をうたうものより、肌へのやさしさ、必要なうるおいを逃さないことをうたうアイテムに変えてみると良いでしょう。さらに毛穴パックなどで鼻に刺激を与えると肌を安定させるために皮脂分泌が多くなってしまうことがあるので、注意が必要です。日常的に鼻パックをしている人は一時休止を考えてみてはいかがでしょうか。
また単純に小鼻が乾燥していることで皮脂が通常より多く分泌されていることがあります。この場合は鼻専用の保湿アイテムを使うというより、いつものスキンケアに注目してみましょう。
化粧水でうるおいを与え、乳液で水分と油分を蓄える(このあとにクリームで水分蒸発を防いでもOK)。シンプルなスキンケアを入念におこなうだけで肌に変化があらわれることもあるでしょう。今日からすぐにできることも多いので、ひとつずつ改善できることから始めてみてはいかがでしょうか。
黒ずみ、乾燥、テカリ…。小鼻に関するお悩み改善には「保湿」が欠かせない! と意識してみると、肌の変化を感じられるようになるかもしれません。
症状に合った保湿ケア、アイテムをとりいれて毎日快適に過ごせると良いですね。
参考:日本臓器製薬
すだ あゆみ
コスメコンシェルジュ