美容

2018.04.15 UP

つるつるかかとで夏を楽しむ♡海外で人気の保湿ケア特集

分厚いブーツやタイツを脱ぎ捨てて、そろそろ春夏のコーデへシフトチェンジしていきたい時期がやって来ましたね。

パンプスやミュールなど、素足や素足プラス薄手のストッキングになることも多い春夏シーズン、この時期やっぱり気になるのが、冬の間何もせず放置状態だったかかとの状態。乾燥が激しく、ガサガサ&コチコチになったかかとは、見た目がNGなだけでなく、さらにそのまま放っておくと、靴が履きにくくなったり、ひび割れが進んでしまったりと、歩くのが困難になってしまうことも。

春夏シーズンのファッションをめいっぱい楽しむためにも、このタイミングで是非とも、ガサガサかかとの徹底的なお手入れをスタートさせたいもの。そこで今回は、今日から自宅ですぐに始められる、かかとの乾燥と保湿ケアについて詳しくご紹介します。

 

ゴワゴワ&カサカサに乾燥してしまったかかと、その原因は?

久しぶりにブーツを脱いでまじまじチェックしてみると、いつのまにか皮膚が凝り固まって、見るのも悲しくなるほどみすぼらしくなってしまったかかと。そのゴワゴワ&カサカサの原因は、冬の間の激しい乾燥にあります。

皮脂を分泌することのできないかかとは、実は、身体の中でも特に乾燥しやすい要注意なパーツ。特に長時間立ちっぱなしの仕事をしていたり、普段から歩くことが多い場合は、全体重を支えてくれているかかとに、相当な負担がかかっています。こういった乾燥や外からの刺激要因が積み重なることで、かかとの角質はだんだん分厚くなってしまい、その結果、ガサガサやひび割れを引き起こしてしまうのだそう。

元々血行の良くない足元は新陳代謝が悪く、肌のターンオーバーも上手く機能していないため、きちんとしたお手入れをしない限り、かかとの角質はどんどん積み重なっていくことに……。「放っておくと自然に治る」というのは、どうやらかかとには通用しないみたいです。

 

そのかかと、今すぐ保湿が必要!こんな症状には要注意

NICHIBAN

日常生活のふとした瞬間に気になることの多いかかとのガサガサ。NICHIBANが以前発表した、「どのシーンでガサガサかかとが気になりますか?」というデータによると、約半数の女性が「ストッキングを着用する時」と「人前で靴を脱ぐ時」と回答していることが判明。

ガサガサ度合いがひどいとストッキングもすぐに伝線がはいってしまうし、せっかくお気に入りの靴を履いていても、歩いている時にかかとが見えないかつい意識してしまいますよね。

日常の様々な場面で、何かと不便なかかとの荒れ。「カサカサでゴワゴワしている」ということ以外にも、「白い粉を吹いている」「足の裏の皮膚が裂けてくる」、「ひび割れが進んで血が出てくる」、「かゆみがひどい」等の症状が出ることがあるみたい。

一つでも心当たりがあれば、かかとの潤いが著しく落ちている証拠、今すぐ保湿ケアが必要です。

 

DIYかかとのスクラブ&保湿アイテム

醜いかかとが気になるのは、海外でも同じ。美容的にNGなだけでなく、「エイジングのサイン」とも見られていて、普段から意識的にかかとにスクラブ&保湿ケアを取り入れている女子が多数。

春夏はストッキングを履かず、素足で過ごす女子がほとんどなため、かかとのケアは日本人の私達よりも、もっと身近なものみたい。特に夏は、ビーチサンダルが主役といっても過言ではないくらいなので、後ろから丸見えになる夏のかかとのお手入れに、みんなもう必死です。

そんな中、海外の美容マニアの間で、ここ数年注目されているのが、ブラウンシュガーやハチミツ、バナナなど、キッチンにある食材を使った「DIYかかとお手入れアイテム」です。ケミカル成分が一切配合されていないスクラブやクリームは、傷ついたかかとへの刺激が少なく、かかと修復への第一歩として最適です。

ブラウンシュガーとハチミツ、オリーブオイルをぬるま湯にブレンドして作るスクラブや、潰したバナナ(!)をかかとに押し当てるスクラブ兼保湿クリームなど、今すぐ試してみたいケア方法がたくさん。日本でも一時、バナナの皮をかかとに押し当てるケア方法が話題になりましたが、これはバナナを丸ごと使用しているので、効果はかなり期待できそう。個人的にも、今一番気になるケア方法です。

 

海外で人気!かかとのおすすめ保湿クリーム

DIYアイテムの他、集中的なかかとのお手入れに取り入れたいのが、かかと専用お手入れアイテム。

全世界の女性の悩みでもある、ひび割れの進んだ荒れたかかとの修復・改善に効果抜群な海外アイテムをいくつかピックアップしてみました。

 

Lucas’ Papaw Remedies

オーストラリアでは「全ての肌トラブルを解決する万能薬」として知られるLucas’ Papaw Ointment。赤いパッケージでお馴染みのこのクリーム、日本でいうところの軟膏みたいなクリームで、天然のパパイヤが配合されています。

パパイヤに含まれているパパインという酵素には、抗炎作用があり、殺菌作用が高いため、ひび割れてガサガサになった、新陳代謝の悪いかかとのお手入れに最適。保湿機能にも優れているので、バスタイムの後にかかとにマッサージしながら塗り込むだけで、なめらかでスベスベのかかとを取り戻すことができちゃいます。

塗った後、ベトベトになってしまうのが若干気になりますが、厚手の靴下をすぐ履くようにすれば問題なし。パパイヤの甘い香りにも癒されますよ。

 

QV

オーストラリアの老舗ブランド、皮膚科医が開発したQVから出ている、かかと専用クリームheel balm。

りんごやレモンなどフルーツに含まれている天然成分である、ピーリング作用のあるAHAをベースにしたクリームは、古くなった角質や老細胞を取り除きながら、しっかりかかとを潤してくれると評判です。

オーストラリアの美容専門サイトbeauty heavenでは、2017年のベストかかとクリームに選ばれていました。塗った後のベタつき感もなく、軽いつけ心地なので使いやすいかも。

 

Milky Foot

そして今やかかとのパックも当たり前の時代に。Milky Footから登場した、足を全て包み込むタイプの新型パックは、濾過したミルクとアーモンドベースのマンデル酸(AHAの一種)を主な成分としていて、ガサガサになった皮膚のピーリング&保湿効果に最適なアイテムです。

やすりで削ったりする必要のないパックはお手軽だし、そのまますぐに歩き回れるから、夜のベッドタイム前の短い時間でもケアできるのが嬉しい。日本でも足のパックがたくさん出ていますが、アーモンドとミルクをベースにしたものってあまり見かけないので珍しいかも。

 

春夏シーズンのファッションを楽しむためにも、今すぐ始めたいガサガサかかとのお手入れ。どんなにメイクやファッションに気合いを入れていても、かかとの荒れが激しいと、もうそれだけでなんだかイイ女度が下がってしまいます。

できるオトナの女性として、いつもなめらかでスベスベのかかとをキープしていたいもの。まずはDIYアイテムで、バスタイムでゆっくりかかとのケアに取り組んでみたいと思います。

 

【参考文献】『The Fit Indian

Timmy

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