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2018.03.06 UP

STOP老け顔!30代からの“とっておき”ほうれい線&たるみケア

普段からスキンケアには気を使っているのに、最近ほうれい線が目立つようになってきたというお悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。

ほうれい線が目立つと老けた印象になり、メイクやファッションも楽しめなくなってしまうこともあります。

そんな厄介なほうれい線は、どうしてできてしまうのでしょうか?また、一度できてしまったほうれい線は改善することができないのでしょうか?

今回は、多くの女性が悩むほうれい線のケアについてご紹介します。

 

ほうれい線やたるみができるわけ

年齢を重ねるにつれ「ほうれい線」が気になる方も増えてくるのではないでしょうか?

ほうれい線とは、小鼻の横から口元にかけて現れる線状の溝のこと。顔の筋肉と筋肉の境目に出てきます。このほうれい線が、シワのように目立ってしまうと疲れたように見えたり、たるんで老けて見えたりすることがあるんです。

私も、パーティー会場で撮影された写真の中に、自分が偶然に写った写真を見つけ、「え、私って無表情のときはこんなにほうれい線が目立っていたんだ…」とがっかりしたことが。それ以来、「ほうれい線対策をしなきゃ!」と気合を入れてケアを気をするようになりました。

ほうれい線は、一般的に加齢と共に気になる方が増えてきますが、ほうれい線が目立つ原因は、加齢だけではありません。

乾燥、紫外線など外的要因による肌へのダメージのほか、喫煙、食生活の偏りなどの生活習慣による肌へのダメージ、むくみによるたるみなど、ほうれい線が目立つ原因は様々です。

 

ほうれい線やたるみの改善法は

一度できてしまったほうれい線は、消すことができないのでしょうか?

乾燥や筋肉の衰えによってできてしまった浅いほうれい線は、スキンケアの見直しやエクササイズにより改善が期待できます。私は、ほうれい線を気にするようになってから、表情筋のエクササイズや保湿ケアを毎日行うようにしました。

もともと、しっかりとケアをするタイプではなく、スキンケアはなるべくシンプルにしたい、めんどくさがり屋。そこで、エクササイズは気が付いたときにさっとできるものを、スキンケアもいつものスキンケアアイテムにちょっとプラスするだけのタイプのものを使って、ほうれい線対策を行っています。

その結果、最近では無表情のときでもほうれい線が目立たないようにまで改善したんです!

できてしまったからといって諦めてはいけません。毎日のスキンケアや生活習慣を見直し、効果的なケアを取り入れていくことが大切だと実感しました。

 

頬のたるみ、ほうれい線を予防するエクササイズ

悲しいことに何もしなければ、加齢とともに筋力は低下していきます。顔の表情筋が衰えると脂肪の多い頬を支えることができなくなり、顔全体が下がり、たるみができて、ほうれい線も目立つようになります。

そこで、おすすめなのが表情筋を鍛えるエクササイズ

簡単にできるのが、「ベロ回し」。これは、数年前から私が実践しているエクササイズなんです。

口を閉じて歯の表側をなぞるように舌を動かすだけ。左回り、右回りそれぞれ20回ずつ行います。

 

ベロ回しエクササイズ

1、口を閉じて、歯の表面に舌をつける

2、歯をなぞるように、左回りに舌を20周させる

3、同じ要領で右回りに舌を20周させる

これを1セットとして、1日に3セット行いましょう。

このほかにも、「あ」「い」「う」と発音する口の形を10秒間キープする「あいうー体操」などもあります。

 

あいうー体操

1、「あ」の発音をする口の形をして10秒間キープ(声は出さなくて良い)

2、「い」の発音をする口の形をして10秒間キープ(声は出さなくて良い)

3、「う」の発音をする口の形をして10秒間キープ(声は出さなくて良い)

これを1セットとして、1日5セット行いましょう。

私も、朝起きてから寝るまでの間の気が付いたときに「ベロ回し」や「あいうー体操」を行っています。私の場合は、ほうれい線だけでなく、あごのたるみ改善や顔全体のシェイプアップにもつながりました。空いた時間に簡単にできるので、毎日行うのがおすすめです。

年齢を重ねると、頬がこけ、口元が下がってしまいがち。「ベロ回し」や「あいうー体操」と一緒に、唇を閉じて口角をぎゅっと引き上げ、スマイルマークのような形の口にする口角筋のエクササイズも行うようにしています。

 

また、血行不良からくる冷えやむくみも、顔のむくみやたるみの原因に。私は、化粧水や美容液を顔につけるときに、一緒にリンパのケアをして血行不良にならないように気をつけています。

リンパケアの方法は、簡単。握りこぶしを作り、第二関節で耳の付け根から鎖骨に向かってリンパを優しく流します。化粧水や美容液をつけながら行うと肌の摩擦を防ぎ、こぶしを動かしやすくなりますよ。リンパを流すとすっきりし、気持ちもリフレッシュできるので、気分転換したいときにもおすすめです。

日ごろからエクササイズなどを取り入れ血行を促し、冷えやむくみを防ぎましょう。

 

美顔器でほうれい線、たるみをスペシャルケア

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美顔器によるスペシャルケアも、ほうれい線にはおすすめです。

美顔器は、エステで使われる特殊な技術を家庭で使えるようにアレンジしたマシーン。イオンや超音波などによるディープクレンジングを行うことで、毛穴の汚れを綺麗に取り除き、美容液などの浸透性を高め、保湿成分をしっかりと肌に届けてくれるスペシャルなケアを自宅で体験することができます。

また、スキンケアだけでなく、電流を使うことにより筋肉も刺激し、表情筋のエクササイズまでカバーするものもあります。現在販売されている美顔器には、たくさんの種類がありますが、その中でも特に主流の4タイプをご紹介しましょう。

超音波タイプ

まず、1つ目は超音波タイプ。こちらは、非常に細かい振動が特徴で、振動により血液やリンパの流れを活性化し、肌についた汚れを落としてくれます。

イオンタイプ

2つ目のイオンタイプは、化粧水などをイオン化することにより浸透力を高めるのが特徴。肌のハリや弾力アップに効果的なビタミンCを導入するのにもおすすめです。

EMSタイプ

3つ目のEMSタイプは、電気による筋肉刺激が特徴です。医療現場でも使われており、血流を促し、衰えてきた表情筋も刺激してくれます。

ラジオ波タイプ

4つ目のラジオ波タイプは、熱エネルギーを発生するのが特徴。この熱がコラーゲン生成に関わる細胞を刺激し、コラーゲン生成にも期待が持てます。

今、店頭や通販で販売されている美顔器は、これらの機能を複数搭載したタイプが主流です。数千円台から数万円台と価格帯も幅広いので、自分に合った予算や機能から選ぶようにしましょう。

家電量販店の店頭では、実際に商品を試してから購入できるところもあります。美顔器は特別なものだからこそ、体験してから購入するのもおすすめです。

 

ほうれい線、たるみ対策におすすめ化粧品

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ほうれい線やたるみが気になるときは、スキンケアを見直してみましょう。

まずは、乾燥対策。肌が乾燥していると、肌表面が硬くなり、小じわの原因になります。この小じわがやがて深いシワとなりほうれい線として目立ってくるので、スキンケアに使う化粧品は、肌のコンディションや季節に合わせて選ぶようにしましょう。

乾燥が気になるときは、保湿力の高いタイプの化粧品を選ぶのがおすすめ。皮脂膜の成分に近いスクワランや細胞間脂質に近いセラミドなどが含まれたタイプの保湿効果の高い化粧品を使い、常に保湿を心がけましょう。

私は、ほうれい線が気になる部分には化粧水を優しくハンドプレスしながら重ねてつけることで、乾燥を防ぐようにしています。

また、季節の変わり目などは、乾燥が気になる部分にのみ高保湿タイプの化粧水を、おでこなどの皮脂が気になる部分にはさっぱりタイプの化粧水をというように、肌の状態に合わせて化粧水を使い分けるようにしています。そうすることで、テカリも乾燥も防ぐことができます。

ほうれい線を目立たなくするには、肌の弾力も大切です。皮膚の弾力に関わるコラーゲン、エラスチン、プラセンタ、ビタミンCなどを取り入れたスキンケアもおすすめ。たくさんの成分がぎゅっと1つにまとめられたオールインワンタイプの化粧品から、普段のお手入れにプラスするだけのスペシャルケアタイプの化粧品まで、様々なタイプのアイテムが数多く出ています。

手持ちの化粧品と組み合わせたり、スキンケア習慣に合わせて、バランス良く上手に使っていきたいですね。

 

ほうれい線やたるみの原因は、生活習慣にもあります。まず、日焼け。紫外線は、皮膚の弾力に関わるエラスチンやコラーゲンを減少させてしまいます。

次に喫煙は、血行不良を招き、肌のコンディションを低下させてしまいます。そして、偏った食生活は栄養不足の原因につながります。生活習慣をきちんと見直し、スキンケアも肌のコンディションに合わせて行うことで、外側から内側から効果的にほうれい線ケアをしていくことができます。

私が気をつけているのは、食生活。3度の食事全てを気にする余裕がないので、間食のみ気をつけるようにしているのですが、スナック菓子などの代わりに栄養バランスの良いバナナやナッツなどを食べるようにしています。持ち歩きにも便利なバナナやナッツは、オフィスにも手軽に持って行くことができるのでおすすめですよ。

また、飲み物は温かいお茶やハーブティーを選び、体を冷やしすぎないように気をつけています。

スキンケア、食事、睡眠、ストレス予防など、普段から様々な対策をしていくことでほうれい線やたるみを予防していきましょう。

 

【参考】:「日本化粧品検定協会公式 コスメの教科書」小西さやか/主婦の友社

原田かれん

スタイリスト/ファッションビューティーコラムニスト/PR

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