2018.02.12 UP
年齢のせいにしない…!30代からの「目元美人」を作る方法とは?
顔の中でも、特に肌が薄くデリケートな目元。ちょっとしたストレスもトラブルとなってあらわれやすく、加齢の影響も受けやすいパーツです。
目元の印象が老け顔をつくったり、美人度を下げてしまうこともあるので、日ごろから丁寧なケアを心がけたいもの。
年齢を重ねても美しい目元をキープするためのエッセンスをお伝えします。
目元が美人をつくる
美人の基準は、年齢と共に変化します。20代くらいまでは、生まれつきの顔の造作が美人かどうかを左右しますが、30代以降は、肌の質感や表情などが美人度に影響してきます。
特に目元は、表情が一番あらわれるパーツなので、目元の印象が悪いと美人度を下げてしまうことも。逆に若い頃は、美人とまでは評価されなかった人でも、目元の印象次第で美人にランクアップすることも可能なのです。
美人な目元をつくるために大切なのが、目に疲労感を残さないこと。クマやたるみ、小じわなどは、疲れ顔をつくる原因になるだけでなく、老けた印象を与えるマイナス要素です。疲れ顔予防には、スキンケアに加えて、生活習慣を整えて体調を良い状態に保つことも大切です。
また、年齢を重ねると顔の輪郭や肌質が変化するので、その時の顔に合う目元メイクを取り入れることも意識しましょう。まぶたや目尻などの肌の老化に伴って、目の輪郭が変化したり、まつ毛が徐々に薄くなったりするので、20代の頃のメイクでは似合わなくなってきます。
さらに、目元メイクはトレンドも大きく変化するので、旬の情報をキャッチするアンテナを張っておくことも目元美人の条件です。
眉毛のボリュームや形、アイラインなどは流行があらわれやすいポイント。アイメイクで年代がバレてしまうなんて、ちょっと残念ですよね。
目元を老けさせる3大トラブル
目元美人の大敵とも言えるのが、目の下のクマ、まぶたのたるみ、目元のシワの3大トラブルです。まずは、トラブルの特徴や原因を知ることから始めましょう。
「目の下のクマ」
クマは目元の肌がくすんだ状態になってしまう症状です。クマには原因によって、いくつかの種類があります。
青グマ
通称「青グマ」と呼ばれる血行不良による青くすみは、目の下の毛細血管が透けて見える症状です。睡眠不足やパソコンの長時間使用などで、目を酷使することも血行不良の原因になります。
ホットタオルや市販のアイマスクなどで目元を温めた後に、アイクリームや美容液で保湿することが大切です。
茶グマ
色素沈着によるメラニンくすみを「茶グマ」と呼びます。目元の色素沈着は、紫外線の影響だけでなく、クレンジングの際に目元をこすったりする物理的な刺激も原因になります。
対策には、美白成分配合のアイクリームなどを使ったお手入れが有効です。
黒グマ
目の下のくぼみや眼窩(がんか)の脂肪による影は、黒く見えることから「黒グマ」とも呼ばれます。目元の筋肉の衰えが関係しています。目元の筋肉を鍛えるマッサージや保湿ケアである程度改善できる可能性があります。
症状が改善しない場合は、ヒアルロン酸注射や手術などが必要になる場合もあるので、一度美容皮膚科に相談してみると良いでしょう。
「まぶたのたるみ」
まぶたのたるみには、肌の弾力の元になるコラーゲンなどが加齢とともに不足することや、顔の筋肉の衰えが関係しています。
特に口周りの筋肉は、顔全体の表情筋とつながっているので、口周りの筋肉の衰えがまぶたのたるみの原因になることもあります。また、間違ったマッサージがたるみを増やしてしまっている可能性も。
「目元のシワ」
目元のシワは、肌の乾燥やコラーゲン不足が原因の場合などがあります。
肌の乾燥が原因の場合は、目元専用の美容液などで丁寧にケアすることで改善が期待できます。一方、コラーゲン不足により目元の皮膚が伸びて、こまかいちりめんじわが寄っている場合は、肌を引き締めるためのレーザー治療などが必要になることも。
目元美人をつくる効果があると口コミ多数!目元美容液3選
ネットの口コミで評価が高い目元美容液をご紹介します。
エリクシール シュペリエル エンリッチド リンクルクリーム
価格:5,800円(税抜)
容量:15g
資生堂の基礎化粧品ブランド「エリクシール」の美容液。新効能「シワを改善する」を取得した医薬部外品のリンクルクリームです。
薬用有効成分純粋レチノールの働きで、ヒアルロン酸を生成して肌の保湿力を高めハリを取り戻し、シワを改善に導きます。目元や口元のシワの気になる部分に朝晩2回優しく馴染ませるように塗りこみます。
利用者の中には、使い始めて10日ほどで、ファンデーションが溝に溜まることがなくなったという口コミもありました。
DHC ザ ライン ショット
価格:3,000円(税抜)
容量:20g
DHCから発売されている、黒のパッケージが印象的な美容液です。今ある悩みに素早くアプローチする2種の機能性ペプチド成分と、未来の美肌の土台づくりをバックアップする植物由来成分ニガハッカエキスなどを配合した、年齢サイン対策美容液。
美肌成分を肌にしっかり浸透させるためにスムースフィット処方を採用しています。スキンケアの最後に、デリケートな目元、口元などの気になる部分に適量を馴染ませます。
口コミには、肌がもっちりして、ハリとツヤが出てきたという声も寄せられています。
SHISEIDO バイタルパーフェクション リンクルリフト ディープレチノホワイト4
価格:12,000円(税抜)
容量:15g
「SHISEIDO」のアジア限定エイジングケアライン「バイタルパーフェクション」シリーズの、目元・口元のシワ&美白対策クリーム。
選び抜かれた植物エキスや保湿成分から生まれた「VPコンプレックス」と「美白有効成分4MSK」を組み合わせた「VP8テクノロジー」を採用し、目元・口元のシワや美白にアプローチします。高級エイジングラインだけに価格は若干お高め。
実際に使ってみた方の口コミには、つけた翌日から、気になっていたちりめんじわの部分がふっくらして、クマも少し薄くなったという喜びのコメントも見られました。
目元美人を叶える方法があった!?美容鍼の効果って?
美容鍼とは、肌の内側にある真皮層に鍼をさして刺激することで、肌の自然治癒力を高めて美肌を目指す美容法です。顔の気になる部分に直接鍼をさす方法の他、体に鍼をさして体調を整えながら美肌を促す方法などがあります。
鍼の太さは髪の毛くらいと極細なので、痛みはほとんど感じませんが、その日の体調によっては刺激を強く感じることもあるようです。
美容鍼は、肌の表面をケアするだけの化粧品やマッサージとは違い、真皮層を刺激できるのが大きな特徴です。目元のちりめんじわやたるみなどは、真皮層のコラーゲンなどの保湿成分が不足することも大きな原因なので、美容鍼をすることで肌が活性化して目元がふっくらする可能性があります。
美容鍼の1回あたりの相場は1万円前後で、症状が改善するまでは週1回程度の施術が推奨されているのが一般的なようです。
東京で美容鍼が受けられるサロンを3つご紹介します。
「カリスタ恵比寿本店」
女性限定の鍼灸サロンとして、人気の高いサロンです。92%の利用者が満足と回答し、口コミランキングでも1位を獲得した実績があります。
本店の他、恵比寿駅前店と都内に2店舗を展開しています。
住所:東京都渋谷区恵比寿1-22-8 ヤマベビル4F(JR恵比寿駅 東口から徒歩4分)
「ナチュラルオリエント」
東洋医学に基づいた丁寧なカウンセリングが自慢のサロン。美容鍼に加えて、婦人科系のお悩みに漢方相談も行っています。
住所:東京都豊島区目白3-14-3 目白グロワルビル4F(目白駅より徒歩1分)
URL:http://www.blcg.jp/index.html
「ledia表参道」
大阪で人気の美容鍼サロンの東京1号店。場所柄、モデルや芸能人の来店も多いサロンとして人気があります。オーナーは化粧品製造なども手掛ける美のスペシャリスト。
住所:東京都渋谷区神宮前5-2-25 5225ビル202号室
URL:http://ledia-omotesando.com/
目元美人になるために、近道はありません。日々の丁寧なお手入れをコツコツ続けることが何より大切です。特に30歳を過ぎたら、美しさをキープするもしないも、自分の責任と心得ておきましょう。
諦めずに、肌をいたわってあげることが、30歳からの目元美人をつくるコツなのです。
参照元:『医師が教える正しいスキンケア大全』/宝島社
平 理以子
美容ライター/恋愛コラムライター/海外(バリ島)ライター