美容

2016.08.13 UP

白髪染めvs.カラーリング……実際、どっちの方が効果あるの?

10代の頃は、白髪なんてうんとおばさんになってから生えるものと思っていたのに……。実際は20代後半くらいから白髪が気になり出したという女性が、わりと多いよう! でも、30代で白髪染めを使うには若干抵抗が……と悩む女性もいらっしゃるかと思います。

そうはいっても仕上がりが綺麗な方が良いに決まってる。そんな迷える女性たちのために、白髪染めを使い始めた女性と今も普通のカラーリングをしている女性の意見、そして美容師さんのアドバイスをいただいてきました!

 

白髪が生える仕組み

元々の髪色は、どんな人も白です。本来ならそれが根元で黒く染められて生えてくるのですが、その髪を黒く染める働き(メラニンを作る働き)が何らかの原因で弱まることにより、白いまま生えてくるのが白髪なのです。

原因は複数考えられるのですが、代表的なものをご紹介しますね。

 

1. 老化

2. 遺伝

3. ストレス

4. 糖質の摂り過ぎ

5. 栄養不足

6. ホルモンバランスの乱れ

 

ストレスや食事、ホルモンバランスについてはケアや工夫をすることができても、老化や遺伝となると抗うにも限界がありますよね。そうなるとやはり、染めるのが得策かと思います。白髪染めと普通のカラーリング、どちらの方が良いのでしょうか?

 

白髪染め派

「私は子どもの頃から若白髪があったの。両親も早くから白髪頭だったし遺伝なんだと思う。だからすっぱり白髪染めに切り替えた。普通のカラーリングだと白髪がピカピカ光って目立つんだよね。白髪染めならしっかり白髪をカバーできるから若く見えて嬉しい」(披露宴司会者/40歳)

 

微妙な年齢で白髪が生え始めるより子どもの頃から生えている方が、年のせいではなく遺伝的なものだと思えるので、潔く白髪染めに切り替えることができそうですね。

ストレス性の白髪などは、食事や生活習慣を見直すことで改善することもあるようですが、遺伝による白髪の改善はやはり難しいそうです。もし白髪家系なのであれば、迷わず白髪染めをスタートしても良いのかもしれません。

 

カラーリング派

「ちらほら白髪は気になり始めたけど、まだ量はそこまで多くないから普通に今まで通りカラーリングしてる。マメに染めていればあんまり目立たないし、まだいいかなって思ってる」(ホステス/35歳)

 

確かに量が多くなければ普通のカラーリングでも十分かもしれませんね。ただ月1程度で染め直すというのがポイントのよう。放置してプリンになると、白髪がすごく目立つのだとか。食事や生活習慣を改善して、ヘッドスパに通い白髪がなくなったという女性もいらっしゃいました。

最近白髪が生え始めたばかりという方は、頑張れば改善できるかもしれません。普通のカラーリングで整えつつ、少し生活を見直してみるのもアリです!

 

美容師に聞いてみた!実際どちらの方が良いの?

白髪染めvs.カラーリング……どうやって選べば良いのでしょうか? 美容師さんに聞いてみたところ、判断材料は大きく分けて2つ!

 

白髪の量

黒髪の中にちらほらと白髪が生えているくらいなら、普通のカラーリングでもそんなに目立たないそうです。全体的に白髪が目立ち始めたらやはり白髪染めに切り替えた方が綺麗に染まるとのこと!

 

好みのヘアカラー(暗めor明るめ)

白髪染めはどうしても髪色が暗くなりがち。もちろん黒だけではなくて茶色にもできるのですが、あまり明るくはできないようです。だから落ち着いた髪色が好みなら白髪染めでもOK。

普通のカラーリングで明るい色に染める場合、実際白髪は染まらないままなのですが、他の髪色が明るいとそんなに目立たないようです。そのため白髪の量がさほど多くなく、明るい髪色が好みなら、普通のヘアカラーで十分なのだとか。

※注意点

一度「白髪染め」で染めた部分には、普通のカラー剤が入りにくいので、白髪染めをした後に明るい髪色にするのは大変とのこと。不可能ではないようですが難しく、髪にも負担がかかるそうです。

自分の髪の状態には、どちらの方が合うのか? 迷ったときはプロに聞くのが一番です。染めたいカラーと白髪の割合などを考慮して、プロがベストなアドバイスをくれるはず。ですから初めて白髪染めを使うときは、自分で判断せずサロンに行くのがおすすめです!

 

いかがでしたか? どちらの方が良いのかは、白髪と黒髪の割合や好みのヘアカラーによっても変わるようですね。

髪を染めるという行為は結局同じ。あまり「白髪染め」や「カラーリング」などと名前に拘らず、一番綺麗に仕上がるものを選ぶと良いのかなと思います!

ANGIE編集部

Related 関連記事