2016.08.26 UP
見違えるほど美しい!キュッと引き締まった「おしり」になるエクササイズ3選
ハイライズデニムや細身のパンツは、今季も引き続き流行のきざし。せっかくなら、カッコよく穿きこなしてみたいですよね。
しかし、年齢ともにお尻は垂れる一方。もうハイウエストや細身のパンツは穿けない! と嘆くのはまだ早い。
今回は、パンツスタイルがかっこよく似合う「美尻」を手に入れるためのヒップアップエクササイズをご紹介します。
なぜお尻は垂れてしまうのか・・・?
原因1:年齢による筋力の低下
悲しきかな、筋力は年齢とともに衰え、反対に脂肪が増えてしまいます。その脂肪の重さでお尻は垂れてしまうとか……。
原因2:体や骨盤のゆがみ
姿勢が悪いと体や骨盤にゆがみが生じて、お尻のラインが崩れてしまいます。さらに骨盤周りの血流も悪くなり、冷えて老廃物が溜まることで、脂肪が増えて垂れてしまうそう。
原因3:ヒールの高い靴を長時間履いている
長い時間ヒールの高い靴を履いていると膝が内側に入ってしまい、お尻の筋肉がうまく働かなくなるので垂れを引き起してしまうこともあるのだとか。
特に高いヒールを履いている際、膝が曲がった状態で歩いている人は要注意。ヒールが高すぎると、体重が前にかかってしまうために膝が曲がってしまいます。この姿勢でいると膝が内側に入りやすくなり、お尻の筋肉をうまく使って歩けなくなるため、垂れてしまうのです。
原因4:体にあった下着をつけていない
女性の体は柔らかいため、つけている下着によっても体型は変わってしまいます。そのため、毎日つけている下着も重要。
小さめの下着は肌を締めつけることで血流が悪くなります。大きめの下着をつけている人は、下着とお尻の間に隙間ができてしまうため、垂れてしまうのだそうです。
一度垂れてしまっても大丈夫!美尻をつくるポイント
1. 大股で歩く
日常歩くときは、裏ももを伸ばすように大股で歩くように心がけましょう。大股歩きは、裏ももからお尻にかけての筋肉が効率的に使われるため、ヒップアップになります。
また、かかとから着地をするとより効果的なので、5センチ以上のヒールはあまりオススメできません。
2. 姿勢正しく座る
骨盤をゆがませないためには、正しい姿勢で座ることも大切。座骨で座るようなイメージでイスに浅く座り、軽く前傾姿勢になり、胸を張る。これこそが正しい姿勢です。
長時間そのままでいるのはきついので、イスに座る最初はこの姿勢をとるなど、心がけてみましょう。
3. 1日1回、自分の後姿をチェックする
後姿というのは自分ではなかなか見られないもの。知らない間に垂れたお尻にも気づかずに過ごしてしまうのです。毎日、チェックして現状を知ることが大切。お尻に対する意識を高めるようにしましょう。
今日からできる!かんたんエクササイズ3選
美尻を作るには毎日のエクササイズも重要。そこで、簡単にできるおすすめのエクササイズ3つをご紹介します。
美しいヒップづくり:その1
1. イスに浅く腰掛けて背筋を伸ばします。
2. 両膝の間に握り拳を入れて挟みます。
3. お尻に力を入れながら両膝でこぶしを押し合うようにして5秒キープ。
4. これを5セットほど繰り返します。
握り拳の代わりに何かものを挟んでもOKです。お尻をキュッと締めるように力を入れましょう。
美しいヒップづくり:その2
1. 片方のつま先を伸ばして床から少し浮かせます。
2. 浮かせたつま先を、地面に8の字を横に描くように動かします。これを5回行いましょう。
3. 反対の足も同じように行います。
このときお尻を締めるように力を入れると効果的。 床に手を置いて行うとバランスがとりやすくなります。慣れてきたら8の字を大きくしてみましょう。
美しいヒップづくり:その3
1. 仰向けの状態で、膝だけを立てます。このとき、腰や肩が浮かないように注意。
2. 息を吸いながら、天上に届くようなイメージで右足を上に伸ばします。
3. 今度は息を吐きながら、お尻を少しずつ床から離していきます。このとき、できるだけ腰は曲げないようにしましょう。
4. この動作を8回繰り返し、続いて左足も同じように行います。
これを1セットとして、2~3セット繰り返しましょう。
そのほか、電車や信号待ちの際お尻を締めてつま先立ちするというのもヒップアップに効果的。試してみて下さい。
パンツをカッコよく穿きこなすために行うエクササイズ。美尻になれば、オトナスタイルの定番であるタイトスカートだってきれいに着こなすことができます。何よりおしゃれが楽しめる! あなたもさっそく今日から始めてみませんか?
佐治 真澄
ビューティライター