2016.03.24 UP
リップ依存症にさようなら!リップを塗りすぎるデメリットとは?
冬場の乾燥しやすい時期はもとより、普段から常にリップを塗っていないと気がすまない女性は意外に多いもの。塗っても塗っても唇が乾燥するのは、唇そのものの保湿&乾燥バリア機能が弱まっているためなのだそう。
さらに最近の研究では、リップに含まれている成分がリップ依存の原因になっていることも判明! リップを過剰に塗りすぎることで起こるデメリットと正しいリップの塗り方をおさらいしておきましょう。
リップ依存度チェック
自分では意識していなくても、知らない間にリップ依存症に陥っている危険性が。
・リップを常に携帯していないとソワソワする。
・リップを持ってくるのを忘れたら思わず買いに走ってしまう。
・ドラッグストアで大量に買いだめし、家にストックがたくさんある。
・とにかく唇が潤っていないとイヤ!
・会社のデスクには常にリップがある。
・電車やバスの中、友達との会話中であっても気になったらリップを塗っている。
・リップがないと生きていけない。
上記に心当たりはありませんか? 一つでも思い当たることがあれば、リップ依存症を疑った方がいいかもしれません。
リップを塗っても塗ってもカサカサする!その原因は?
「リップを何度も塗り重ねてもカサカサが軽減されるどころか、逆にもっと乾燥してしまう」……そんな場合は、リップに含まれている成分が、唇本来の持つ保湿&バリア機能を崩してしまっている可能性が考えられます。
さらに最近の皮膚科の研究によると、一般的なリップに多く含まれている以下の4つの成分が、リップ依存を増幅させているのだそう。
ミツロウ
ミツバチが巣作りの際に使う、粘着性のある蝋の一種。飽和脂肪酸であるパルミチン酸が主成分で、コスメにも広く使用されています。
ラノリン
羊毛から抽出される、肌をスベスベにしてくれるラノリン。肌に何かしらのアレルギーがある人は、ラノリンにもネガティブ反応が出る可能性があるのだとか。
サリチル酸
ニキビ用のコスメに使われていることの多い、殺菌性の高いサリチル酸ですが、唇の皮膚を過剰に削り取ってしまっている可能性も。
ベンゾカイン
局部麻酔効果のあるベンゾカインには、皮膚の痛みや刺激を緩和してくれる働きがありますが、なかにはアレルギー反応を起こしてしまう人も。唇が赤くなったり、余計にひび割れてしまう場合は注意が必要です。
上記はすべて安全な成分ですが、皮膚科医たちは「好んでは使わない」のだそう。
リップの正しい塗り方って?
さらに、リップの塗り方も乾燥を防ぐ大事なポイントです。リップを横方向に動かしながら塗っている人が大半ですが、実はこれはNG! 唇のしわに合わせて縦方向に塗るのが、正しいリップの塗り方なんです。
また見落としがちですが、唇に塗るリップは雑菌が繁殖しやすくなっています。塗った後はこまめにリップクリームの先端を拭いたり、スティックタイプであっても綿棒や指を使って唇に塗るのがおすすめです。開封したら、半年ほどで使い切るのがいいですね。
朝の洗顔後、食事後の歯磨き後、お風呂あがりなど、唇から油分が奪われたときにのみ塗るのが◎。
元リップクリーム依存症の私のおすすめ!
Photo by Amazon (Lucas’ Papaw Ointment)
四六時中リップを手放せなかった私がリップ依存症から脱却できた、おすすめのアイテムが「Lucas’ Papaw Ointment(ルーカスポーポークリーム)」。
天然のパパイヤからできた赤いチューブが目印のオイントメントには高い殺菌効果があり、モデルのミランダ・カーもはまっているのだとか。
唇に多めにつけておくと、しっかり保湿されて長時間潤いが持続します。グロスとしても使えるので、かなり重宝していますよ。
知らない間にリップ依存症になっている女子は意外に多いもの。唇がカサカサしているのは女性としてNGです。
正しいケア方法を身に付けて、ぷにゅぷにゅ唇をいつでもキープしておきましょう!
Timmy
ライター