2016.02.26 UP
もうウンザリ!静電気でまとまらないヘアはどうすればいいの?
この時期なにかと厄介な「静電気」。服を脱ぐ時や人に触れた時にパチッとくるだけでなく、ヘアも思い通りに決まらないなど、あまり良いイメージではないですよね。
こんな時こそ日々のヘアケアから見直してみませんか? 理想のまとまりヘアを手に入れる方法をおさえて、忙しい朝の時短に繋げましょう!
静電気が起こる仕組みって?
そもそも、どうして静電気は起こるのでしょうか。
地球上のあらゆる物質は電気を帯びており、プラスとマイナスで構成されています。通常はこのプラスマイナスのバランスを保っていますが、摩擦などの強い力が加わるとマイナス電気が剥がれて、プラスだけが残る帯電状態となるのです。この帯電状態の物質は、乾燥した空気を伝って金属などに残るマイナス電子と結合しようと放電します。結果、静電気が起こるというわけです。
髪においても、上記の条件がそろうとボサボサヘアを招くことに。傷んで乾燥した状態の上に擦り合わされることでまとまりづらくなり、より傷みを招くという悪循環にハマってしまいます。
ちょい足しスペシャルケアで水分をギュッと閉じ込めて!
髪のパサつきは静電気の大好物! まずは日々のシャンプー&コンディショナーにスペシャルケアとして、洗い流さないトリートメントやオイルなどをプラスして水分を閉じ込めるようにしましょう。おすすめしたいのはこの3つ!
Photo by john masters organics
「ナリッシュメント&デフリザー」
john masters organicsのこちらのヘアオイルは、ホホバ種子油を始めとしたオーガニック植物油を豊富に配合。髪の広がりを押さえダメージを修復、ハリと潤いを取り戻してくれます。
濡れた髪に2〜3滴、また乾かした後に1〜2滴を手のひらで伸ばし、毛先や気になる部分になじませましょう。
Photo by L’OREAL PARIS
「エルセーヴ エクストラオーディナリー オイル エクラアンペリアル」
L’OREAL PARISの洗い流さないヘアトリートメントオイル。フレンチローズオイルにより、ベタつかないのにしっとりまとまってシルクのような質感に仕上がります。女性らしい香りも魅力的!
タオルドライした髪、あるいは乾いた髪に1〜2プッシュ分を手のひらで伸ばし、髪の中間から毛先にかけてなじませると効果アップ。
Photo by Natural Healthy Standard
「エキストラ ヴァージン ココナッツオイル」
食事にも使える万能ココナッツオイルは、保湿力が高いためヘアにも嬉しいアイテム。Natural Healthy Standardのこちらは、厳選された良質なココナッツの栄養素やビタミンを壊さずに製品化、潤いたっぷりのツヤ髪に導いてくれます。
髪を洗う前に根元から毛先までもみこむようになじませたら、数分置いてシャンプーでしっかり洗い流しましょう。
「ナリッシュメント&デフリザー」と「エルセーヴ エクストラオーディナリー オイル エクラアンペリアル」は毎日、「エキストラ ヴァージン ココナッツオイル」はオイルのベタつきが気になるようであれば、週に2〜3回の使用がおすすめ!
乾燥させすぎに注意!ドライヤーの正しい使用方法
しっかりとスペシャルケアで髪に潤いを与えたのに、髪の乾かし方が間違っていたらせっかくの水分もなくなってしまいます。まず、自然乾燥はヘアのキューティクルが開いた状態になりダメージを受けやすくなるので絶対にNG。
次にドライヤーですが、熱を与えるのでもちろん害がないとは言えません。正しい乾かし方で熱による過度な乾燥を防ぎましょう!
タオルドライで余分な水分をあらかじめとる
タオルでしっかり水分を取ることで、ドライヤーをあてる時間を短縮できます。こすらず押し当てる感覚で拭くように。
Photo by HAHONICO HAPPY LIFE
HAHONICO HAPPY LIFEの「ヘアドライタオル マイクロファイバー」は吸水性の高いマイクロファイバーを採用し、ロングヘアも1枚でしっかり拭き取れますよ。
ロングヘアの私も実際愛用していますが、乾かす時間が格段に減りました!
ドライヤーはなるべくマイナスイオン機能のあるものを選ぶ
帯電状態にマイナスイオンを与えることで放電することができます。
ドライヤーは髪の根元から10cm以上離して、風向きは上から下へ
熱風を当てて早く乾かしたいところですが、やはり熱を分散させた方が結果的に髪には良いのです。同じ箇所に長時間当てる行為も、キューティクルを破壊することに。
また下から乾かすとキューティクルが逆立ちパサつく原因となるため、風向きは上から下へを意識しましょう。静電気でペタつく人は指で根元をやさしくつまんで立てるように、ドライヤーを根元から上向きに当てて。
最後に冷風でキューティクルを引き締める
冷やすことでキューティクルが引き締まり、サラサラヘアへ。
ヘアブラシひとつで静電気とお別れできる!
プラスチック製のヘアブラシは静電気が起こりやすいと言われています。賢くヘアブラシを選んでボサボサヘアとサヨナラしましょ!
静電気が起きにくいのは植物製の木製の櫛や動物の毛を使ったもの。またワイドなコーム状のもののほうが、摩擦が起きにくいのでベター。
動物性のヘアブラシは、イノシシの毛やブタの毛を使ったものがあります。毛が硬いので地肌をマッサージすることも可能ですし、髪の上から水分をコートしてくれるのでツヤやハリが出ます。
ブラシを頭皮にまっすぐ当てて軽く刺激を与えた後、毛の流れに沿ってとかしましょう!
またプラスチック製のものを使う場合は、乾燥シートに挟んで保存すると静電気が起きにくくなります。海外では結構お馴染みの手法のようです!
Photo by amazon
乾燥機に入れる柔軟剤シート「ダウニーシート エイプリルフレッシュの香り」。私は、ヘアブラシを使わない時にこれをくるっとブラシに巻いています。クローゼット内に入れて洋服の香りづけにも活用できるので、とても便利なアイテムです!
どれもちょっとしたアイデアですが、実践するだけでヘアがまとまらないイライラから解放されると思うと嬉しいですよね。
髪は女性の命です。常に潤いと栄養をたっぷり与えて、静電気を起こさない美髪を保てるよう意識しましょう!
SEILA
エディター