悩みに合わせたシャンプー選びが重要
各シャンプーにはそれぞれ特徴があり、配合されている商品成分も様々です。
よって、自分の髪質や改善したい悩み、なりたい髪の状態にあった配合成分の含まれるシャンプーを選ぶと良いでしょう。
以下にお悩み別で選ぶべきシャンプーの配合成分最新情報をまとめてみました!
頭皮トラブル
フケ、かゆみ、臭い、かぶれなどの頭皮トラブルに悩む人は、頭皮の皮脂コントロールや自浄作用がうまく働いていない可能性があります。
洗浄力の強すぎるシャンプーだと皮脂を取りすぎて過剰分泌を起こしたり、泡切れの悪いものだと洗い残しによる頭皮トラブルが起きやすくなります。
アミノ酸系や天然成分で頭皮ケアに優しく、洗浄作用や抗炎症作用のある成分の配合されたメーカー・ブランドのシャンプーを選びましょう。
おすすめ成分
クレイ系/グリチルリチン酸/カンゾウ/ヒノキチオール/アロエベラ/ホホバオイル などのシャンプー
くせ、うねり
うねりやくせ毛の原因は主に遺伝による毛穴の形ですが、後天的な原因の1つは髪に含まれる水分が偏ったり、過剰に吸収しやすいことにあります。
年齢を重ねた大人の髪は、皮脂分泌が低下、髪のバリア機能が落ちるため、より内部構成要素が偏り、水分バランスが乱れやすくなります。
さらに、髪表面の疎水性(水をはじく性質)の低下、内部の水分保持量低下によって、外環境の水分を過剰に吸収しやすく、うねり・くせ毛の悩みは加速するのです。
また、毛穴が汚れや皮脂で詰まっていたり、頭皮のトラブルで毛穴の形が歪んだりしても、そこから生えてくる髪に癖がついてしまいます。
普段髪を縛ったり、強く触るといったことなどもうねりやくせの原因になります。
髪の水分や油分を補ったり、毛穴を正常に保ったり、外的ストレスに負けない髪を作ったりすることが重要です。
おすすめ成分
ホホバオイル/アロエ/アロエベラ/ダイズ/アミノ酸/オレンジエキス などのシャンプー
エイジングケア
個人差がありますが、日本人女性は、30代ごろから、生えてくる髪の変化を感じるようになります。
エイジングによって引き起こされるあみの悩みは、白髪、髪の細り、抜け毛、うねり、痛みなどがあります。
これらは女性ホルモンのひとつである “エストロゲン” が低下することにより血流が低下して頭皮に栄養が行き渡らないことが原因です。
女性ホルモンの働きや血行促進を助ける頭皮ケア成分が入ったシャンプーを選ぶと良いでしょう。
おすすめ成分
ダイズエキス、ローヤルゼリー、ショウガ根茎エキス、シャクヤク根エキス、ザクロ種子エキス などのシャンプー
ごわつき、パサつき
原因の1つは皮脂の分泌が滞ることです。
皮脂には、髪の一本一本を自然に引き寄せてまとまりを作る作用があります。
ところが、皮脂分泌が低下すると髪のバリア機能が落ち、髪の表面の疎水性を失ってしまうのです。
それにより乾燥、ごわつきが生じてしまいます。
おすすめ成分
カキタンニン、ゴボウ根エキス、海洋系エキス などのシャンプー
猫っ毛、細い
髪の毛が細く、猫っ毛の人は、髪のキューティクルの中にあるコルテックスが少ない人です。
これは遺伝で髪質が決まることがほとんどなので、シャンプーやヘアケアで髪を剛毛に…というのはなかなか難しいところ。
しかし、猫っ毛だと髪が絡まりやすくなったり、湿気や乾燥に弱かったりします。
適度な保湿と栄養をしっかり与えることで、痛みにくい髪を作ることは大切です。
おすすめ成分
アロエ、アロエベラ、ダイズ、カキタンニン、ゴボウ根エキス、海洋系エキス などのシャンプー
剛毛、太い
髪の毛が太かったり、剛毛であるのも細い毛や猫っ毛と同じで、遺伝に寄るところがほとんどなので、人為的に髪質を変えるのは難しいでしょう。
しかし、ケアによって硬い毛がさらにゴワゴワになることを防いだり、保湿をすることである程度柔らかく見せることは可能です!
ハリコシ系のものより、アミノ酸などのタンパク質を保ってくれるものを選びましょう。
おすすめ成分
アロエ、アロエベラ、ダイズ、オレンジオイル、ラベンダーオイル、ホホバオイル、アミノ酸 などのシャンプー