恋愛

2014.02.01 UP

「放置プレイはお好き?」〜長く愛され続ける女になる方法〜


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今回の特集は、長く愛され続ける方法について見ていきたいと思います。ほかでもないバレンタインにちなんだ企画です。

若い女性の話を聞いていると、「私、おなじ男性と3ヶ月以上、付き合ったことがないんです」というようなことを平気で言っていて、驚かされることがあります。3ヶ月ごとに彼氏を取り替えていつも彼氏は新品ピカピカでうれしいのか、4ヶ月目以降の彼とも本当は付き合いたいのに、私ったら……と思っているのか、よくわからないんですが、まあせめて1年くらいはどうよ? と思いませんか?

 

というようなことを小さな音でショパンを聴きながら書いています。誰もがご存知のとおり、ショパンの曲は長く人から愛されています。もちろん音楽が好きな人に愛されているわけで、音楽なんか知らね……という人に愛されているかどうかは知りません。

しかし、卒業式やお葬式でときどき使われている「別れの曲」は、誰からも愛されているのではないかと思います。音楽が好きではない人も、聞けば「ああ、この曲か。これ、ショパン君がつくったのか」と思うはずです。

 

ショパンの曲は邪魔にならないからいい。ちょっと意地悪に言ってみれば、こういうことだろうと思います。作業をやっているときに、ワーグナーのじゃんじゃかやかましい壮大な交響曲が流れていたらちょっと邪魔でしょう。情感たっぷりのベートーベンの「悲愴」が流れていても、ちょっとねえ。

 

邪魔にならない。これはものすごくむつかしいことだと思います。ほどよい自己主張があるかないかのところで勝負しないと、「うるさい」音楽になったり、「聞いてもいまいちピンとこない」音楽になったりする。「まったく主張がない」というのも、「主張がありすぎる」のとおなじことだから、邪魔に感じる。

恋愛もそうで、愛情が過剰だと「お前はオレのおかんとちゃうやろ」といって男が離れていくこともあるし、愛情が薄すぎても「放置プレイはお好き?」状態になってしまう。

ほどよい距離感のことを、昔の人は「間合いを取る」と言っていました。間抜けの語源です。間抜けな男や女は、長く愛されない。「私は(ぼくは)間抜けこそ大好きだ!」という人はいるのでしょうか? いてもいいように思いますが、あんまり(というかまったく)聞いたことがなし、多くの人は間抜け的に生きているわけでもないと思います。

ということは、わりと多くの人が長く愛され続ける要素を持っているということなのでしょうか? 愛する人の前で間抜けになるだけ……という人は、何人も知っていますが、そういう玉に瑕的なところだって、長い目で見ると、愛されるポイントなのかもしれません。

 

Photo by Pinterest

ひとみ しょう

ひとみしょう

(小説家/作詞家/ANGIEシニアライター)

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