恋愛

2013.09.26 UP

モテテクに踊らされるな!メールの「即レス禁止」VS.「ありったけの愛」の勝敗のゆくえとは?


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リスクの高い『小悪魔テクニック』

女性誌やインターネットを見ると、よく「モテるためのテクニック」などといって、あの手この手の方法がのっています。中には「よく考えつくなあ」と思うものもありますが、大半が「ちょっと~これホント?」と思うものばかりです。

その代表がメールの返事はすぐに返さないというテクニック。

いわゆる「小悪魔テクニック」ってやつのひとつで、「こちらが興味がなさそうなそぶりを見せて、男性の狩猟本能をくすぐる」などという論理をもとに編み出されたテクニックらしいのですが、これに私は個人的に疑問を覚えるのです。

 

メールの返信を遅くしてたら、彼から返ってこなくなっちゃった!

少し前に、友人のAちゃんが、「どうしよう! メールの返信遅くしてたら、彼から返ってこなくなっちゃった! どうして、大好きだったのに大失敗……」と言って大泣きしていました。始まる前に終わった恋愛……これは悲しいですね。女性誌を恨んで、Aちゃんと一緒に泣きました。

確かにメールの返事をすぐに出さなければ、「こいつ俺に気が無いのか! なんとしても落としてやる~」と思う男性もいるでしょうが、一方で「なんか落とせなさそうだからやめとこう」と退散する男もいますし、「なんだこいつテクニックか? 面倒くさいな」と思う男性も多いのです。

意外と小細工は男性にバレるんです。バレた瞬間、男性はやる気を失います。それもそのはず。自分が獲物のように扱われてることが分かったら、誰だっていい気はしませんよね。特に男性は、自分が「狩猟する側」だと思っていますから、まさか狩猟される側になるとは思ってもみません。自分が的になっていると知ったら、男性のプライドはズタズタです。

 

私はこれで彼を落としました!

そもそも、「私はこれで彼を落としました!」というもの自体が、偶然の産物だったりするのです。「面倒くさいな。この人にはあんま興味ないから返信はあとででいいな」と思っていたはずの女性が、どんどんその男性に押されまくって、いつの間にか彼のこと好きになって、「あのとき、メール、あんま返さなかったのが良かったのかな」なんて思うことから、こういうものがテクニックとして生み出されることが多いのです。

でもその一方で、メールを返さないことで始まらなかった恋もあるはずなのです。人知れず諦めていった男性がいても、彼女はさしてその男性に興味がなかったものだから、そのことを気にも留めません。

 

いっそ全身ありったけの「好き!」を!

あくまで成功体験から導きだされた「小悪魔テクニック」。これに踊らされて、本当に好きな人との恋愛を、自らの手でダメにしないように気をつけましょう。確かに、好きな人からメールが来て、犬のように即レスするのもどうかと思います。興味が無い人からのメールはいつまでたっても返さないくせに……!

かくいう私自身もそういうタイプなので、「この単細胞め、もっと知的な女にならんといかんぞ」と自分で思うこともあります。ですから、あくまで「自制する」という意味で、来たメールをすぐにレスすることを自重するのはアリだと思うのですが、そこに下心があって、それが見え見えのテクニックを使うのはとっても危険。

これから始まる恋を、自分で潰しかねないのですから。そんなくだらないことで悲しい思いをするくらいなら、いっそ全身ありったけの「好き!」という気持ちをぶつけて砕けたほうが、あとに残るものも清々しいものなのではないでしょうか。

 

Photo By MH photography | 092 46 00798

 

メルヘン 可憐子

メルヘン可憐子

(コラムニスト/エッセイスト)

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