恋愛

2014.02.21 UP

恋も二度目なら。セカンドラブならぬ「セカンド不倫」女子の特徴


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不倫は癖になる。もうドキドキすることはないだろう。いや、すっかり忘れていたドキドキ感を不倫によって思い出してしまい、めくるめく毎日を過ごす。

しかしやってくる、恋の終わり。誰にも知られずに終わったなら、もうそれでいいじゃない? 相手の奥様にも知られてないならさ? でもまた、そのトキメキを探してしまう。無事にはじめての不倫を終わらせて、人知れず元の平穏な生活に戻ったのに。

また、悪い癖が出てきてしまった。

A美さん(35歳・主婦)の場合

細身、年齢相応のルックスで、とくに派手でもありません。夢見る感じでもない。

初恋だったんです。だから忘れられなくって。“初恋”だから、尽くしてしまって……

 

ハァ? 初恋? 初恋か……。

初めての不倫を初恋と名づけてしまう、恋愛&少女こじらせ主婦を目の前にして、私は激しい動悸とめまいに襲われました。セックスオンリーの逢瀬の連続を「初恋」と呼び、ワタシ、あなたの奥様と違って家庭的なのよアピールのためにラブホで手作りお弁当を広げ、「好きだから」と避妊ナシで。

 

おいおい。どこが初恋やねん? 初恋って、もっと清らかなものだと認識していましたが。

初恋。私はすっかりこの言葉にやられてしまいました。ただ、思うのです。A美さん、あなたは初めての不倫かもしれなかっただろうけど彼はきっと初めてじゃないよ。

 

彼に聞いたことがあります。ひとりだけそういう人がいたって。私は初めてだよ、と正直に言いました

ああ……それは。そういう場合、「ひとりだけいました」と言うのが礼儀なんじゃないかな。

そばで見ていたり聞いたりすると分かるのですが、当人はやはり気づきません。ちょっと考えれば理解できるのに。不倫する人というのはこの「ちょっと考える」という部分が欠落しているのではないかと思うのです。

自分の配偶者に悪い、相手の配偶者に悪い、こそこそしてる恋愛なんておかしい、とかね。

 

そして彼は、“不倫あるある”のひとつである妻への不満を並べ同情を引き、ウブな彼女はヘンな使命感に燃えてしまう。

妻が料理を作ってくれない

──って。奥様だって共働きだし、夕飯が出来合いのときもあるでしょう。一度も作らないわけでもないのに、なんだこの誇大表現は……と思ったのですが。A美さんは続けます。

美味しいって言ってくれました

 

この「不倫相手へお弁当」ってよくある話なんでしょうか。私、他のケースでも何度か見聞きしたことがあるのですが。

私だったらそんなことしたくないですね。だって我を忘れる不倫でしょ? 日常生活から逃げ出して「非日常」を求めているのに、なにゆえゴハンを作らなければならないのかしら。

 

そうなんですよ。非日常が恋愛。日常に慣れてしまったら、関係がまるで「家族」になってしまう。そして非日常プラス現実的じゃないこと。これが不倫です。

だから、相手の家も住所も家族構成も、会社での肩書きもなんもわからなくていいんです。どれだけ自分に夢を見させてくれるか。どれだけ気分よくさせてくれるか。

 

これは相手の男性に対しても当てはまる感情です。決して家庭を匂わせていけないらしいですね。たぶん、彼はお弁当広げることなんて、もともと欲してなかったんじゃないかな。そう思うのです。

 

──終わりは?

彼が、妻にバレそうだから、と言ったので終わりにしました

バレたのかバレていないのかは不明だけれど、きっと大丈夫でしょう、とA美さんの弁。

泣きましたよ。もうずっとずっと泣いていました

 

ふうむ。上手く終わりにしたなぁ彼は。そう思いましたが、言いませんでした。とにかく彼女は、ドキドキさせてくれた彼が今も好きだといいます。忘れられないから、あの人みたいな人にまた出会いたい、と。

 

──会えました?似た男性と。

似てるかも、あの人みたい、と思った人はいました

──もういいんじゃない? 楽しかったんだし。

ダメなんですよ。また探しちゃうんです。顔とか似てたり、雰囲気とか似てたりすると、ああ、つきあいたいなって。だってああいう気持ち、忘れたくない……

 

ダメだこりゃ。完全に酔ってるんだなあ。ま、確かに酔っていたいものです。酔うのってキモチいいもんね。

女は酔う。しかし……逆に不倫してる男で、酔ってたヤツはいなかったな、とも思うのです。

 

A美さんは「マジメに生きてきた」そう。優等生でマジメな妻だったのですね。そんな女性って、男性はどう思うんだろう?

 

知人男性(不倫経験アリ)に意見を聞いてみました。

「男って勝手なもので、自分のことは棚に上げて、旦那に不満もないのに浮気するなんて『この女どうしようもないな』って思っちゃうんだよね。人間ってどうしても腑に落ちる点を探すから。

旦那と上手くいってないから』や『セックスレスだから』とか。まだそれの方が分かるの。それで、その点にあてはまらなかったら『この女頭がバカだから浮気するんだな』と納得する理由を探す。そういうもんですよ。男って腑に落ちないものが許せないの。理屈じゃないものが嫌いというか
へえ。冷静だ。

2回目の恋は初めての恋よりも上手くできる、そう言うけれど。セカンド不倫ねぇ……。深みにハマらないなら。上手く立ち回ることができるなら。中毒にならないなら。自己責任と言うことでしょうね。

 

優等生と呼ばれて長き年月をかっとばしたき一球がくる(引用元: 『チョコレート革命』俵万智  河出書房新社 1997)

 

2球目もかっとばしたい。1球目も飛んだから。

 

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Photo by  David Photo Studio

たえなかすず

たえなか すず

(歌人/ライター/コラムニスト)

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