ライフスタイル

2013.12.03 UP

「年の瀬に後悔したくない女性」お金と愛のゆくえ【第4回】


21ea2cb029f95ddbf343c136822dc1b0

歌の歌詞の最後の1行として「今年起こった出来事のすべてが、あなたと出会ったおかげで好きになった」というものがあります。歌詞は著作権が非常に厳格に管理されているので、引用ができないのですが、意味合いとすればこういう意味の歌詞です。『Kissin’ Christmas (クリスマスだからじゃない)』という桑田佳祐さん(サザンオールスターズ)と松任谷由実さんのコラボレーション曲の歌詞だったと思います。

 

今年1年はイヤなことばかりがあったな……とか、今年も借金まみれで1年が終わってゆく……というような状況であっても、たったひとりの愛する人がいることで、今年の「すべての」出来事が、好きになった、つまり年の瀬に感じたくない気持ちを回避できたということでしょう。

 

「お金 VS. 愛」のゆくえ

世間では、お金で愛は買えないとか、愛があってもお金がないと愛せないなど、よく「愛とお金」がセットで議論されます。どちらの言い方も、生きることの一面の真理をついている言葉ですよね。でもまあ12月も近いことですし、今からジタバタしても始まらないし、ジタバタしたら迷惑に感じる人だっていると思うので、ここはひとつ「愛さえあれば年は越せる」と思っておいてもいいかもしれません。

11月の終わりから12月にかけては、時間の重力がちょっと独特になる時期です。多くの人が「終わり」に向かってラストスパートをかけるから時間の重力が変化するのか、街がイルミネーションにきらめいてクリスマスソングが絶え間なく流れるようになるからなのか、いろんな理由が考えられますが、ほかのシーズンにはない浮き足立った感覚と、緊張感とが同居している不思議な時間の流れがそこにあります。

こういう時間のなかで大好きな人の顔を思い浮かべてみたら、もしかすればステキな年の瀬になって、嫌な思いをしなくて済むのかもしれません。

 

今年のすべての思い出にあなたがいる

冒頭にご紹介した『Kissin’ Christmas (クリスマスだからじゃない)』には「今年のすべての思い出にあなたがいる」という歌詞もあります。

恋人にとって、これほどの褒め言葉はないでしょうし、こう思える人は、たとえ貧しくとも、後悔するようなことをいっぱい抱えていようとも、しあわせに年を越せるのではないかと思います。

師走を迎えて忙しくなる頃、いとしい人の顔を順番に思い返すことで、「年の瀬に感じたくない気持ち」を回避することもできるということです。

 

Photo by Pinterest

ひとみ しょう

ひとみしょう

(小説家/作詞家/ANGIEシニアライター)

≫このライターの記事を読む


アプリで、ANGIEがもっと快適に。

  • お気に入り機能で便利に読める
  • プロライターによる最新情報が充実!
ページの先頭へ