ハピネス

2014.01.01 UP

【特集・第6回】おちゃらけスタイリスト(仕事命!でもできちゃった婚)が超まじめに語る「30代、私の考える理想の女性」


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30代 私の考える理想の女性。今年まさに30代に足を踏み入れる私にとって、リアルで、重いテーマ。

20代で結婚、出産を経験した私にとって、“女性”として成し遂げたい目標や夢のようなものが全くといっていいほどないのが現状。もともと、結婚前から仕事に対しては夢や目標が次々と浮かんでくるのに、女性としての「幸せ」といわれているものに対して、憧れや願望もなかった私。

仕事にしか興味を持てない女性は私以外にもいるかもしれない……という憶測から、この記事を書いています。

そんな女性にわたしが伝えられることはなんだろう……と考えた時に、「仕事命女」の私が、どうして結婚、出産にいたったのか、子どもを育てられているのか、経験を踏まえて、皆さんにお伝えできることがあるかもしれないと思ったのです。

 

突然の妊娠発覚!・・・産む?産まない?

私の経験を語る前に、まず述べておきたい前提として、“私には結婚願望がない”ということ。それは今でも変わらない事実で、結婚する意味については私も模索している最中なのです。

私が自分に結婚を納得させている理由としては「子どものため」というもののみなのかもしれません。事実、ずっと長くおつきあいしていて同棲もしていた彼と、結婚する考えは全く浮かんでこなかった。まだ20代半ばの若い頃だったというのもあるかもしれませんが、それより何より仕事に夢中でそんなこと考える余裕も隙間もなかったのかもしれません。

スタイリストを目指して、半ば落語家さんの内弟子のように、師匠に公私共に尽くし、やっと自分指名の仕事をもらえるようになってきて、これから! という頃。

 

突然の妊娠発覚

 

その時、一番に考えたこと。うれしさは全くといっていいほどなく、「仕事どうしよう……辞めたくない」この気持ちが私の心を支配しました。彼にも自分の両親にもすぐに報告しましたが、返ってきた答えは「産まなきゃだめでしょ」という言葉。しばらく考える時間が欲しいと、その当時、心底悩んだ記憶があります。

 

仕事命! といっておきながらもやはり子どもだけは欲しい! って、女性はどこかで思っている生き物なのだと思います。

仕事がどうなるかわからない不安よりも、授かった命を守ることを選んだ。それでもしばらくは仕事に後ろ髪を引かれる毎日でした。

また、子どもがそこまで好きではなかった私にとって、母親になれるか、子どもを愛してあげられるのか、この辺りの不安もぬぐえなかったように思います。

 

ママになって、変わったこと、変わらなかったこと

出産後しばらくは初めての育児に追われ、寝不足の毎日。子どもと、自分のことで余裕がない中でも、仕事に早く復帰したい! という気持ちは常にあった。仕事を愛しすぎている私にとっては、それが子育てをがんばれるモチベーションにもなっていた。

子どもを産んでも、仕事を大切にしたいというマインドは変わらなかった。

 

一方で大きく変わったこと

誰かが常に私のことを応援してくれているような安心感。大人になってからというもの、常に最終的には自分自身と戦ってきた孤独な女には驚くべき変化。それは自分が産み、育てているこの子から、常に贈り続けられている、純粋で、真っすぐな愛によってもたらされている感覚。

自分がどんなに深く傷ついても、失敗しても、この子のこの無償の愛さえあれば、なにがあっても生きていけると思う。そんなうまく言葉では言い表せない感覚、気持ち。“母は強し”と人は言うけれど、それはきっとこの子どもから贈られる、ものすごいパワーによって“母は強くさせられている”のではないかと思うのです。

だからフィギュアスケートの安藤選手も挑戦し続けられるのではないでしょうか。

わたしも同じように、新たなことに挑戦する気持ちや、行動する力が子どもを産んだことによってさらに強くなったように思います。

仕事女が子どもを産み、育てることは、さらなる高みに自分のモチベーションを上げてくれる、そんなプラスのパワーをいただける、とても前向きな行動なのだと。

 

絶好なタイミングであなたのところにやってくる「ラッキー」

そしてもうひとつ。子どもを産んだことによって私はスタイリストとして、独立することができました。

この業界は独立のタイミングがとても難しく、アシスタントのまま何年も過ぎ去る……という人が多い。いい意味で新たなステージへと私を誘ってくれた子ども。

お空の上からママを見ていて、ママのタイミングを見てお腹に宿るなんてそれまで笑い話のように聞いていたけれど、それって本当なのではないかと思える程絶妙なタイミング。

出産が人生のターニングポイントになっているという人は私だけではなく、大勢いるわけで、それってやっぱりママになるタイミングを見ている証拠なのだと思うのです。

だから、これを読んでいるあなたのもとにも、きっと絶好のタイミングでやってきます。そして、仕事女のあなたをさらに強く、前へと背中を押してくれる、最高の応援者となることは間違いのないことです。

そんな体の内側からみなぎるパワーをあなたにも感じてもらいたい。だから不安になる必要など、これっぽっちもありません!

 

この記事を読んでくださったあなたに、来るべき時が来た時、少しでも不安な気持ちが楽しみな気持ちに変えられたらと願ってやみません。今年、30歳を迎えるわたしも、このとてつもないパワーと共に、キラキラと輝けるよう、努力を怠らずに精進していきたいと改めて思うのです。

 

photo by Pinterest 

森田 文菜

森田 文菜

スタイリスト/ファッションコラムライター

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