ハピネス

2014.07.18 UP

本当に楽しい恋愛ができる女性・できない女性


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ここのところ「どうにかならのかね」と思っていることのひとつに「ファストファッション化」ならぬ「ファストクリエイティブ化」があります。

たとえば15日の朝のNHKニュースで写真1枚を1,000円で大手企業が買い取り、それはプロのカメラマンのクオリティとほぼ同等なので、おおいに助かっているというニュースがありました。大手企業は買い取った写真を、自社のホームページに使用するそうです。

 

この『アンジー』もそうですが、情報の数を出さないといけないし、Webはテレビや雑誌とちがって広告収入が豊かではないので、どうしてもクリエイティブのファストファッション化が進みます。

 

こういうことがずっと続けば、本物を知っているひとがどんどん減ってゆきます。写真など、べつにうまく撮影できなくても、業界用語的に言えば「あとからカチカチすれば(つまり画像修正すれば)」どうにかなる。こういう文章だって、最低限の文章力があれば、文字の配列にプロの作家並みに気を配ることもない。

こういう時代なのでしょうが、なんかちがうし、ちょっとちがうし、気に食わなかったりします。

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今日も「アンジー」をお読みくださり、ありがとうございます。

なんでも安ければそれでOKというのは、時代の流れによることでもあり、私たち一人ひとりの日々の選択がそうさせているものですよね。

かといって、昔がいいかと言えばそうでもない。

カメラマンで言えば、人権がないようなアシスタントを経ないとカメラマンになれないというのも、ちょっとちがうだろうし、100記事書いてもぜんぶ没にする雑誌のカリスマ編集長というのも、ちょっと行き過ぎかなとも思います。

 

問題は「もどき」や「的なもの」で楽しめてしまうぼくたちの感覚だろうと思います

プロの撮った写真「的な」ビジュアルでWebは楽しめます。文章もおなじです(だからぼくのようなヤバそうな男が書いた文章がこうやって公開されているわけで)。

 

「もどき」とか「的なもの」を否定しちゃうと、残るのはその道を極めることだけで、恋愛同様に、恋愛ちっくなことをするくらいなら、やぶれかぶれになっても必死な恋をしたほうが、あとあとスッキリしていいものですが、まあどうでしょうか。

ファストファッション化はぼくを含めた「みなさまのご意見」によって成り立っているので、みんなで手をつないでニコニコと横断歩道を渡っているうちが楽しいのかもしれません。

 

Photo by Pinterest

ひとみ しょう

ひとみしょう

(小説家/作詞家/ANGIEシニアライター)

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