ハピネス

2014.07.02 UP

見られたら恥ずかしい歌詞を書きヒット ~パンツを穿きなさい~


zou

もう20年くらい前に、とあるヒット曲を連発していた作曲家兼作詞家さんから「ひとに見られたら恥ずかしいことを書けばヒットします」と言われたことがあります。本当は、もっとエゲツナイ言い方で「●●●(性器に近いアレ)をみんなに見せろ!!」と、この作曲家兼作詞家さんは超シンプルなことを大声でおっしゃいました。●●●って……。

 

テレビに出演したらどうなるかと言えば、ディレクターさんのご意向もあるものの、場合によっては生き恥を晒すようなことになったりします。こういうWebコラムは、ちょっと賢そうに見られたいから賢そうに書こうかなと思えばそれも可能ですが、テレビ番組の編集権は出演者にはないので、結果として生き恥を晒すことになったりします。

 

お笑い芸人さんや、名の通っているタレントさんが、番組内でじぶんの失敗談を語り、そこに共感したことがあるひとはたくさんいると思いますが、生き恥も「かきかた(恥のかきかた)」によっては、ものすごく共感を呼ぶことがあります。

 

今日もアンジーをお読みくださり、ありがとうございます。

ぼくたちはどうしても賢そうに見られようとしがちだけど、ちょっとばかり恥を晒しつつ暮らしたほうが楽しいし、愛されやすいということは言えるのではないかなと思います。

ときどき、見るからに不釣合いなカップルを見ますが、ああいうカップルも、お互いにひとに見せられない恥を見せあい、共感しあったのちに付き合っているのかなと、微笑ましく感じたりするものです。

 

もっとも「●●●を見せろ!!」と言われても、そこにはプロなりの見せる「テクニック」があるから「さほど恥ずかしくない」わけで(テレビで言えば、編集してくださっているのでいいわけであって)、生の●●●をそのまま見せても「パンツを穿きなさい」と言われておしまいだったりします。

見せればモテるとわかっているものを、どう見せるのか? 愛される極意はこの「どう」にあるのかもしれません。失敗しつつ見せ方を覚えるしかないですよね。

「ど~もこ~も、このザマよ」と言いながら失敗してきたひとが手にできる勲章。それが「愛される」ということなのでしょうか。

 

Photo by Pinterest

ひとみ しょう

ひとみしょう

(小説家/作詞家/ANGIEシニアライター)

≫このライターの記事を読む


アプリで、ANGIEがもっと快適に。

  • お気に入り機能で便利に読める
  • プロライターによる最新情報が充実!
ページの先頭へ