ライフスタイル

2014.06.27 UP

浮気は100%ダメ?「浮気をするには、時間と体力が必要」


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浮気に関するコラムを、多少、浮気肯定派的に書くと、とたんに「そうは思わない」というボタンを押すひとが増えます。そして、ボタンがないサイトでもよく読まれます。なるほど、多くのひとが浮気に興味があり、そしてこれまた多くのひとが倫理観をしっかりと持ち、浮気はしないと心に誓っているのかもしれません。

あるいは単純にぼくの書き方が良くないから「そうは思わない」というボタンを押すひとが増えるのかもしれません。

 

日本の社会は(というか多くの先進国は)人々の倫理観でもっているようなもので、レジの列に割り込みをするひとが極めて少ないし、食べ放題のバイキングに並ぶ食事をタッパーウエアに詰め込んで持ち帰るひとも少ない。一定の倫理観を多くのひとが持っている社会は、まことに住みやすいと言えます。

 

しかし人生はいつなにが起こるかわからないという論法で言えば、浮気などしてしまう可能性を誰もが秘めているというのも事実ではないかと思います。

どれだけ強い倫理観の持ち主であっても、ある日、お酒を飲みすぎて、ついうっかり……ということがあるように、あるいは、どれだけ強い意志を持っていてもクレジットカードでついうっかり大量の買い物をしてしまい、リボ払いにせざるを得ず、それが繰り返されて自己破産に至るひとがいるように、ひとの意志の力など、ある種の魔物を前にすれば、いかほどでもないと言えます。

 

今日もアンジーをお読みくださり、ありがとうございます。

浮気とひとの意志を論じればいかようにも論じることができますが、ひとつ、浮気に関する真実を言えば「浮気をするには、時間と体力が必要」だと言えます。要するに「ちょっと手間暇のかかるめんどくさいもの」が浮気。

相手の気持ちを確かめて、人目を偲んで時間をやりくりしつつ会って、コトに及ぶにもハラハラしながら。これが浮気の実態でしょう。

 

「彼は絶対に浮気をしなかった」とテレビで豪語されている方に逸見政孝さん(元フジテレビアナウンサー)がいます。彼はあれだけの大物テレビタレントにして、一切浮気をしなかったそうです。

分刻みのスケジュールで本当に浮気をする暇がなかったのか、家族のことを溺愛していたのか、今となっては真相は闇の中ですが、そういう男性と結婚できたら女性はおおいに幸せではないかと思います。

そういう男性に出会えるのは、おそらく博打的な要素もあるでしょうし、愛があればなんのそのということかもしれませんが、こちらも個々の人生観の問題であり、真相は闇の中としか言いようがありません。

誰もがやらかしちゃう可能性を秘めている「浮気」の防止法を論じるくらいなら、浮気をしちゃったあとにどうリカバリーショットを打つのかを議論したほうが、より人間的、かつ生産的ではないかと思います。突き詰めれば、倫理は個人の持ち物ですが、それを「破った」ときの対処法は「みんなの共有財産」だから。

 

Photo by Pinterest

ひとみ しょう

ひとみしょう

(小説家/作詞家/ANGIEシニアライター)

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