ライフスタイル

2014.06.18 UP

愛される人の条件は、少なくとも「文句を言わないひと」の共通点


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人生よくしたものでというかなんというか、こうやって屁理屈をこねるぼくであってもちょいちょい人生の先輩たちからいい話を聞く機会に恵まれます。とりあえず、「聞けばなんでも答えてくれるひと」はふたりいます。

おふたりとも60歳をちょっと超えています。

 

おふたりに共通することは、いくつかあります。

 

(1)そこそこ仕事が好き

 

(2)本当にマメに働くし、働くことを苦に思っていない

 

(3)怒ったところを見たことがない

 

ざっくり言えばこんなかんじです。

 

たとえば、夕方のワイドショーで、90歳のおばあちゃんがやっているおにぎり屋さんとか、そういうひとが出てくるでしょう? この60歳ちょっとの「先輩たち」も、90歳までご健在であればご機嫌で働いているのだろうなと想像できるような方。

 

上記の(1)については、好きなことを仕事にしたいという若いひともいると思います。ぼくはおふたりに「好き」を仕事にしているのかどうか、聞いたことがありませんが、10年くらい(あるいはそれ以上)見ているかんじでは、ちょっとは好きだけど、「ものすごく好きか」と聞かれたら「まあまあ」と答えるのではないかと思います。

つまり「好き」というより「じぶんがやっていてしっくりくる」仕事なんだろうなと思います。見ていてもそう思います。

 

(2)については、暇をすることがいかに身体に悪いかを、おふたりはよくご存知なんだろうと思います。あるいは、ひとになにかを求められる/頼られる名人だろうと思います。60歳も過ぎれば、身近に倒産する会社もあるわけで、そこにはいろんなドラマがあり、そういうドラマの裏事情を教えてよとか、うちの会社も引っかかったからちょっとどうにかしてよという電話が来て働かざるを得ないというようなこと。またそれを苦と思っていないというようなこと。

 

今日もアンジーをお読みくださり、ありがとうございます。

(3)については、これは人間ができていないぼくにとってはサプライズです。おふたりとは、それぞれにわりとよく顔を付き合わせて会っていますが、怒ったところを見たことがないし、社員に(どちらも社長です)怒ったという話を聞いたことがない。

いわゆる「人徳のあるひと」ということだろう。暇なときも山ほどあった。だから、身を粉にして働くことに喜びを感じる。

 

こういうのは、おそらく社会の「隙間」で自然に覚えたんだろうと思うわけです。暇であることを許してくれなさそうな今の社会で(会社で)、「なにがあっても怒らない鷹揚な性格」のひとがどうやって誕生するのか、ぼくにはわからないけど、女性だって、そういう「でっかいひと」を目指そうと思ったら、その瞬間、世界の見え方が変わるのではないかなと思うのですが、どうでしょうか。

 

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ひとみ しょう

ひとみしょう

(小説家/作詞家/ANGIEシニアライター)

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