ライフスタイル

2014.06.17 UP

モテる女性の特徴。あるいは「女性にウケて」大ヒットするもの


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ここ何年も(何十年も?)右を見ても左を見ても「女性にウケて大ヒットするもの」をつくりたいというひとの声をよく聞きます。広告の仕事をしていたころは、それ以外のクライアントのニーズはなかったように思います。

企業によってはものすごい額の予算を投下して女性に意見を聞き、開発中の商品の改良を重ね、適切なタッチポイントを大手広告代理店に相談し……というかんじで必死でやっていたりします。

 

先日、久米宏さんがご自身のラジオ番組のなかで「ぼくはぼく以外のひとにはなれないから、ぼくが面白いと思うことをやろうと決めた」とお話していました。

彼のことですから、胃に穴があくくらい「聴取率のよしあし」について考え抜いているはずです。また、久米さんは非常に勉強家ですから、女性向けの番組であれば企画の段階から「どうすれば女性にウケるのか?」を必死になって調べ、考えているはずです。

そういう久米さんが、さらっと「ぼくはぼく以外のひとにはなれないから、ぼくが面白いと思うことをやろうと決めた」と言っていました。非常に印象的でした。齢70のそこはかとない覚悟を見た思いがしました。

 

「ほぼ日」の糸井重里さんも、コラムのなかで「賛否両論あるのはわかるけど、じぶんが思うことをやるしかない」と書いていたように記憶しています。

 

ぼくは編集長として、「ウケる」というのと「迎合する」ということのちがいを考えるひとは誰かおらんのか? と、日々わりとイライラしていますが、まあウケているのと迎合しているのとでは、天と地ほどのちがいがあるわけで、そのことばかり考えています。

 

今日もアンジーをお読みくださり、ありがとうございます。

こういうのって恋愛に似ていますよね。男性ウケはいいけど、「いいね!」だけで終わってしまう女性と、機会があれば是非にお付き合いしたいと思っているファンが増え続ける女性のちがいみたいなものでしょう。

迎合して数を集めるというのはスクラップ&ビルドを繰り返すことのできる大手企業の方法であり、たいての場合、みっともなくてもじぶんを生きるよりほかになく、一生懸命生きた結果、ウケたらラッキー。ウケなかったら消えるだけという覚悟のあるひとは、男女問わず魅力的だし、覚悟のあるサービスは潔いということではないかと思います。

覚悟。これがまたできね~んだ……と、うだうだ言わずに、今日も元気に頑張りましょう! オレ。

 

Photo by Pinterest

ひとみ しょう

ひとみしょう

(小説家/作詞家/ANGIEシニアライター)

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