ハピネス

2014.05.28 UP

性行為の隠喩。濡れているところを見せないとモテないという真実


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谷崎潤一郎原作の戯曲『白日夢(はくじつむ)』には、歯の治療シーンが出てきます。性行為の隠喩としての治療であると心理学者は説明します。

歯医者の太い指は男性器を、唇は女性器をそれぞれ象徴し、治療の結果白い唾液が出てくる……という隠喩にしてはウマすぎるシーンです。

 

有名な心理学者であるフロイトは、ひとの心の発達段階には口唇期(こうしんき)があるといいます。

乳離れが早すぎて口への刺激が不足した場合、悲劇的で不信感に満ち、皮肉屋で攻撃的なパーソナリティが形成される可能性があり、逆に乳離れが遅く刺激を多く受けた場合、タバコやアルコール摂取の意欲の増加などの症状が出る可能性があると言われています。

 

タレントにして映画監督の北野武氏は、カップルで食事をする行為はエッチの前戯とおなじで、非常にエロティックな行為だと、著書のなかで繰り返し述べています。また、ステージで唇を舐める女性歌手の行為はエロ過ぎるとも書いています。

 

このように口や唇に関する識者の意見はたくさんありますが、恋は理性でするものではなく、本能的に恋に「落ちる」ものですから、ぷっくりとして濡れている唇こそが男性の本能を刺激して、男性の恋愛スイッチをONにすると言えるのではないでしょうか。

 

モテたい女性は、唇をはじめ、いろんなところを濡らしてみてはいかがでしょうか? というのが本項のご提案です。

 

濡らすのは、なにも唇だけではありません。こころだってドライよりウエットなほうがいいものです。カサついたこころでは恋どころではないですよね。多汗症で困るというひともいると思いますが、男性はほんのりと湿った女性の手が大好きです。女性らしいと思うのです。

 

インターネットのなかでは、どうしてもゼロイチの思考が幅を利かせています。なんでも「これはこうです」とドライに割り切ります。

そういう機械だから、それはそれでしかたのないことかもしれませんが、割り切れないところに見え隠れする本能的なもの。ウエットなもの。そういうものをいくつか持っておくとモテるといえるのではないかと思います。

 

ほかの項でもさんざん書いてきたので、細かくは書きませんが、ひとは割り切れないところに「そのひとらしさ」を見て、そこを本能的に好きになるということです。だからなんでも乾いているより濡れているほうがいい。

 

Photo by Pinterest

ひとみ しょう

ひとみしょう

(小説家/作詞家/ANGIEシニアライター)

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