ハピネス

2013.09.14 UP

【第5回】35歳。理想と現実の折り合いのつけかた ~出口と入口~


T05

さて、今回で「【特集】35歳。理想と現実の折り合いのつけかた」は最終回です。特集の1回目に述べたように、今回の特集は「そうは言っても、まだなにも始まっちゃいないヨ」というトーンで全5回をお送りし、この項で〆たいと思います。

第2回では「最高の瞬間を体験できるように行動してみてはいかがか?」ということをお話しました。
第3回では「理想と現実とは、対立する項ではなく、理想のなかに現実があり、現実のなかに理想があるよね」というお話をしました。
第4回は「切なさを感じよう」というお話をしました。
この3つの提言に共通するのは「35歳になったら、もっとじぶんのために生きたらいいのに」という著者の思いです。

 

これは初回の特集「ANGIEという生き方」の項にも書いたので、ここでは詳しくは述べませんが、私たちは、知らず知らずのうちに他人にどう見られるか? を意識して生きています。

婚活に疲れたら、婚活などやめればいいのに、それでも「なぜか」やる。

facebookで「いいね!」に疲れたら、facebookなどやめればいいのに、それでもなぜか押し続ける。

 

テレビを観ていたら、35歳にもなって、いまだに母親と娘とでバトルをしている女性が出ている。そんなバトルなどやめればいいのに「やっぱり育ててもらった以上、母親の気に入るような生き方をしないといけないと思って」と、日々、陰々鬱々と暮らしている。

 

他人にどう思われるかなど気にせず、やめたいことはやめてみる。いいと思ったことは率先してやってみる。

これだけのことをするだけで、ずいぶんと「理想」と「現実」のギャップは埋まるものですが、なかなか、私たちはそうはできない。

 

だから「まだなにも始まっちゃいない」のです。あるいは、あなたは「終わり」という名の「始まり」に、立っているのかもしれない。

 

35歳。社会やオトコの全貌がなんとなくわかってきた頃。何度か傷ついた翼を持っているからこそ、若い鳥にはできない「うまい“飛び方”」ができる頃です。

いまふたたび、じぶんに正直に向き合って“飛んで”みる。この特集が、そういう35歳に対するオマージュになることを願いつつ、この項を〆たいと思います。

 

Photo by:*christopher*

ひとみ しょう

ひとみしょう

(小説家/作詞家/ANGIEシニアライター)

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