ライフスタイル

2014.01.01 UP

30代女性におくる「誰でも4割増で美人になれる方法」


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何年かぶりに再会したら柔和な顔になっている人っていますよね。会わなかった何年かのあいだに、その人はなにを見て、なにを感じたのか気になります。

きっとその人は、じぶんではないほかの誰かに時間をたくさん使ってきたのでしょう。じぶんのことも好きだけど、なにか別なことに気持ちを込めて、いっぱい時間を使ってきたんだろうなと思います。

 

人の顔は歳とともにこうも若返るのかと初めて知って驚いたのは、故・逸見政孝さんの顔写真をテレビで見たとき。もう20年くらい前の話です。30代のまだフジテレビの社員としてニュースを読んでいる逸見さんは、黒縁のメガネをかけて、すごく気難しそうな感じだった。どこかの信用金庫の、義理堅いけどまったく融通が利かない融資係のような表情だった。なにかこころのなかに硬いものがあって、それをぎゅっと握りしめている感じだった。

フジテレビを退社してフリーランスになった逸見さんは、ものすごく若返ったように見えた。

今でもググれば、ビフォー・アフターのお顔写真が見られますが、なにかこだわりを捨てたのか、こだわりが「どうでもいいこと」に思えるようになったのか……。いろんなことをくぐり抜けたあとのようないいお顔だなあと思います。

 

人は歳を重ねるごとに、かたくなな気持ちが抜けて、やわらかい顔立ちになる。それはきっと、じぶんよりも大事な誰かのことを深く深く思えるようになるから。「誰か」がこの世にいる人であれいない人であれ、誰かのことを深く思えば、じぶんのダメなところも、いいところもすっと受け入れられるようになるし、そうなることで、人の顔は磨かれていくんだろうと思う。

 

お正月に帰省したとき、誰かの顔を見て、いい顔になったなあと思ったら、その人はきっと百万の言葉を費やしても語り尽くせないような大変なことをくぐり抜けてきた人なんだと思います。今年はもっといい顔になれるように、みんなでちょっとずつ努力する年でありたいと思います。

 

あけましておめでとうございます

元日から『ANGIE』を読みにきてくださって、本当にありがとうございます。

今年も『ANGIE』をどうぞよろしくお願いいたします。2014年があなたにとってよい年でありますように。

 

ひとみしょう

ひとみ しょう

ひとみしょう

(小説家/作詞家/ANGIEシニアライター)

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