2014.12.25 UP
年末太り撃退!蕎麦と薬味の相乗効果で「温蕎麦ダイエット」
寒い日には、温かいスープ麺が美味しく感じますね。
ラーメンにうどん、蕎麦の選択肢があった場合、みなさんはどの麵料理を選びますか?
スリムなボディと美肌を目指すなら、温蕎麦を選ぶのがベストです!
麺自体のカロリーはラーメンやうどんとあまり変わりませんが、そば粉には小麦粉からは補えない美容成分が含まれているのです!
年越し蕎麦を心置きなく食べるためにも、そばが美容やダイエットに効果的な理由を見ていきましょう。
蕎麦がカラダに優しい理由
ラーメンやうどんには精製された小麦粉が使われるのに対し、蕎麦は栄養たっぷりの実を皮ごと挽いてそば粉にします。
これは「白米と玄米の違い」に似ています。
精製された小麦や白米と比べ、蕎麦や玄米はGI値の低い食品です。
GI値の低い食品は血糖値をゆっくり上げてくれるため、脂肪になりにくいと言われています。
お通じをよくする食物繊維もたっぷり含まれるので、便秘がちの人にもおすすめ!
また、そば粉にはビタミンやミネラルが豊富に含まれるほか、エイジングケアに効果的な「ルチン」がたっぷり!
ルチンはポリフェノールの一種で、体内の酸化を抑える働きがあります。この成分は小麦粉からは摂ることはできません。
蕎麦がダイエットや美容によい理由が分かりますね。
そばの成分を余すところなく摂取するためにも、自宅で蕎麦を茹でる際にはそば湯を飲む習慣も、ぜひつけておきましょう。
さらなるダイエット効果が見込める薬味
ざるそばよりも、代謝を促す温蕎麦の方がダイエットには適しています。
温蕎麦の味を引き立て、さらなるダイエット効果が期待できるトッピングなら「七味唐辛子」「生姜のすりおろし」「刻みねぎ」がおすすめ!
唐辛子の発汗作用、生姜やねぎの温熱効果で代謝を促します。
温蕎麦を飽きずに食べるアイディア
1週間に何回か温蕎麦を食べる場合、同じ薬味では飽きてしまいますよね。
そんな時には「ねぎ×卵」や「天かす×干しエビ」などはいかがでしょう?
低カロリーで食物繊維たっぷりの「ワカメ」もオススメのトッピングです。
栄養たっぷりの「ねぎ」は薬味としてだけでなく、ざっくり切ったものを蕎麦つゆで煮込んでも美味しいですよ。
仕上げに良質なたんぱく質を含む「卵」を落としてみましょう。
ねぎと卵の相乗効果で、美肌を目指します!
時にはボリュームたっぷりの天ぷら蕎麦が食べたい日もあります。
そんな時には「天かす」と「干しエビ」を適量混ぜ合わせたものを大さじ2程度トッピングしてみましょう。
海老の天ぷら2尾に比べて、カロリーを半分近く抑えることができます。
刻みねぎを添えれば、彩りもバッチリ。
体にいいこと尽くめの蕎麦、年越しだけでなく普段の食卓にも取り入れたいですね!
※参考: そばの散歩道

鈴木 香穂里
ライター/編集者/パティシエ/レシピクリエイター