ハピネス

2013.11.14 UP

【第8回】35歳で子どもをつくらなかったことを後悔しています


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ひとみ:子どもを産むか産まないかの葛藤の中に、人生のヒントがあるということですが、先生が葛藤なさっていた時期って、おそらくバブル景気に日本中がわいていた頃ですよね。

 

橘:仕事は忙しいし、プライベートも忙しい。

 

ひとみ:社会全体が忙しい時代でしたよね。みんなお金を遣うのに忙しくて、楽しいことから順番にやっていく感じで、毎日テーマパークにいるような時代。「ミッキー、おっは~」みたいな。先生が……ということではなく、日本の雰囲気がね。

 

橘:そう、楽しい。そういう時期だったんで、あっという間に過ぎちゃったんですよね。だから、35歳までに子どもをつくらなかったことを後悔しています

 

ひとみ:ビッグダディとかわかります? 美奈子さんとか 。9人くらい、もっとかな? お子さんがいて……。ああいう女性から見たら、先生はうらやましい対象かもしれないですよね。

先生からしてみたら、子どもを産むことってむずかしいことだと思っていても、美奈子さんのような女性から見たら、子どもを産むことってむずかしくないことなんじゃないかなって。9人も子供がいるから。立場によってモノの見方って違いますよね

 

橘:そうですよね。でも私、この少子化の時代、9人のお子様を産むことってすごいことだと思います。9人って今の時代むずかしいので、子どもが1人でも生まれてきたら、20歳までは自分たちで育てていくんだってね、そういう意識をちゃんと持ってがんばっていただきたいですよね。

 

ひとみ:妊活ってわかりますか? 多くの女性が30歳過ぎまで、がんばってお仕事をしつつ、結婚のタイミングを見計らっていて、そのうちに35歳過ぎちゃって妊娠しづらいかな、みたいなね、なんかそういう人も多いみたいなんですよ。NHKとかで観ると。要するに、子宮年齢と実年齢、それと結婚する年齢、そのへんのバランスをとるのがむずかしい。

 

橘:今、先進国の人たちって、まず同棲してそれで子供ができて、それから結婚してっていう、順序が変わってきてるんですけど、基本的にはやっぱり結婚して、それから子どもが生まれるっていう形が理想ですよね

 

ひとみ:そうですよね。ふたりだけで結婚するわけじゃないですもんね。

 

橘:結婚と恋愛が違うのは、おうちとおうちが結びつくっていうことなんですよ。一般的に言えば、結婚すると女性が男性のおうちに入るわけですよね。名前が変わるということは。

今は男女別姓とかありますけども。同棲っていうのは、名前も別々で。

 

ひとみ:恋愛の延長。

 

橘:そうなんですよ。で、これって責任感みたいなものが違うんですよね。だから、結婚してる人たちが責任を担うっていうことは、そこのおうちを担うっていうことなんですよね。

でも、今は妊活とか、なんかよく「活」をつけて言いますけど、「活」以前に、食べ物はひとつの不妊の原因としてあると思うんですね。

ひとみ しょう

ひとみしょう

(小説家/作詞家/ANGIEシニアライター)

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