ハピネス

2013.11.10 UP

【第6回】30代と40代のちがい ~不幸な結婚の定義~


Wedding rings, bouqet and hands holding

ひとみ: 30代と40代っていうのは、どう違ってくるんですか?

 

橘:やっぱり30代っていうのは、まだそんなに深刻じゃないんですよ。いろんなことがやり直しがきくしね。

 

ひとみ:すべての悩みにおいて?

 

橘:きっとそのときは深刻なんですよね。なぜかというと、まだ30年しか生きてないじぶんの経験値の中で悩むわけですから。それはそれで、いっぱいいっぱいだと思うんですよね。でも、40年生きると、この10年の差っていうのはすごく大きいですよね。

特に男性の場合は、もう生まれてから死ぬまで、あるていど自立しながら生きていかなくちゃいけないでしょう? 女性は、まあ今ではね、結婚しても仕事を続ける女性が多くなったけれど、まだ私たちの頃は、結婚して寿退社っていう言葉がある時代だったので、結婚したら家庭に入って子供を育ててっていうね、ことがあったわけですよ。

 

ひとみ:そうですよね。

 

橘:それを選ばずに仕事を続けることで、またその10年の内容が全然違ってくるんです。仕事を必死にしながらも、結婚した方もいるけど。でも私は選ばなかったですね、最終的に。いつも、なんかね私っておかしいなって思うのはこうなりたいなっていうのが目の前に来たときに、取らないの(笑)。

 

ひとみ:自分の意思で取らないんですか? それはなんでですか?

 

橘:だって芸能界に憧れていた時代があったのに、あれだけ憧れてて、いざ、自分がそこに入れるよってすごくお膳立てされてね、なのに、えー? ホントに大丈夫なのかな? って。まあ、うちの両親が絶対反対するっていうのがわかっていたので、それがもうネックだったんですね。

 

ひとみ:でも、ご両親が心配するって、仕事選びにおいて、やっぱりみなさん気にしますよね?

 

橘:そうですね。やっぱ両親に悲しい思いをさせるっていうのは、一番の親不孝かなって。それもね、自己責任が負えないのだったら、やっぱりダメだと思って。親に迷惑かけることはできないって。

親孝行っていう言葉があるけど、やっぱり親に迷惑をかけないっていうのが基本じゃないですか。なにかしてあげるとか、なにか買ってあげるとか、そういう以前に。こういうことをしたら、親を哀しませないかとか。若いときはそういうことかな。

ひとみ:ああ、なるほどね。

 

橘:今の生き方なら、私は、正しいか正しくないか、だけなんですよ。

 

ひとみ:正しいか、正しくないか?

ひとみ しょう

ひとみしょう

(小説家/作詞家/ANGIEシニアライター)

≫このライターの記事を読む


アプリで、ANGIEがもっと快適に。

  • お気に入り機能で便利に読める
  • プロライターによる最新情報が充実!
ページの先頭へ