ハピネス

2014.07.07 UP

最下位「北朝鮮」ワースト2「日本」というおどろきの事実


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ある日、イギリス出身の友人と『NHKワールド』(海外版に組まれたNHKのニュース番組)を見ていた時のこと。彼が突然こんなことを言い出しました。「日本人のアナウンサーは発音にすごく気を遣ってるね。それなのに、報道内容はただ読み上げてるだけのような気がする」。

 

『BBC』や『CNN』といったイギリスやアメリカのニュース番組のアナウンサーと比較すると、確かにNHKのアナウンサーは(日系人または海外育ちの日本人アナウンサーは別として)かなり発音に気を遣っているなという印象を受けます。日本人の私としては「聞き取りやすくていいんじゃないの」と思ってしまうのですが、ネイティブからすると違和感があるようです。

ニュースを見ていてふと思ったのが日本人の英語コンプレックス。文部科学省の統計によれば、日本人のTOEFLのスコアはアジア諸国29カ国中、下から数えて2番目。最下位は北朝鮮だそうです。

※TOEFLは英語を母国語としない人のための英語検定試験。おおまかに言えば、アメリカ系の大学や大学院へ入学するのに必要となるもの。

 

国内では仕事で英語を必要としない限りは話す機会もないし、必要と感じることもありませんよね。英会話スクールへ通っても、話すのは授業中だけ。そんな環境では英語が上達するはずもなく、興味すら持たなくなるのも当然と言えば当然のことだと思います。

 

しかしながら、海外へ出てみると英語の話せないもどかしさを痛感するわけです。

だって、世界の4人に1人が英語を話す世の中なのですから。英語を話す人の多くは、インドやフィリピンといった英語を母国語としない人たちです。私たちが耳慣れているイギリス英語やアメリカ英語を話すネイティブはほんの一握りなのです。

海外の人たちは発音が悪くても自分の意見を伝えようとするし、文法の間違いを気にせずにガンガンしゃべろうとします。そこが私たちに欠けている面なのかもしれません。「私の発音、悪くないかな」「文法、間違ってないかな」などと気にするあまり、しゃべるのが怖くなってしまうのではないでしょうか?

 

多少発音が悪かろうと文法を間違えようと、話している相手はあなたのことを幼稚だとは思わないはず。海外では「自分の考えを伝えられないこと(意見を言えないこと)」のほうが幼稚だと思われる面があることも覚えておいてくださいね。

 

※参考: 世界の言語別使用人口ー文部科学省

(写真は著作権フリー)

香穂里鈴木

鈴木 香穂里

ライター/編集者/パティシエ/レシピクリエイター

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