ハピネス

2014.06.07 UP

なるほど!専門家が明かす「ありがとう」のもうひとつの意味【瞳子先生の人生相談】第30回


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Q

瞳子先生。私の上司のことで相談があります。

老舗といわれる会社の商品企画の仕事をしています。上司ふたり(男性)がとても仲が悪く会議をしても意見が分かれ、物事の方向がまとまらず決めてもすぐ変更があるの繰り返しです。

業績も下がる一方で、それでまた責任逃れをするふたりの状態が続いています。

私だけでなく周りの人たちも嫌気がさしています。転職したい気持ちですが、難しい時代ですから、こういう環境の中で、どうやって前向きに取り組んで行けばいいのか悩んでいます。

モチベーションの保ち方を教えて下さい。(31歳/女性)

 

A

老舗の会社は長い歴史がありますから、何事も新しい会社のような感覚では進められないでしょうし、社会的にも責任があるので大変だと思います。

その重みのある仕事の捉え方の違いでふたりの考えが合わないのか、それとも性格がそもそも合わないのかどちらでしょうか。

 

ソリが合わない人は確かにいますが、管理職や人の上に立ち仕事をしている人が、対立している場合ではない時代です。戦いは外にありますから、老舗の会社ならなおさら日本をリードしてほしいですね。グローバルな時代にもったいない気がします。

 

部下の人たちが感じるくらい和合できないのなら、業績にも影響が出るでしょうね。

また今の環境なら、いいアイデアが出てもプラスのはたらきが少ないような気がします。

自分の立場や感情よりビジネスとして捉え、原因と結果を素直に受け止め、業績が上がるような仕事に向き合ってほしいと感じます。

 

そういう中であなたは指示を受け、仕事をして行かなければいけない現状が浮かんできます。

あなたは年齢的にも上下左右を見渡せるところにいますが、上司たちは上ばかり見ているのかもしれませんね。こういうケースはどこにでもあるかと思います。

 

決めた事も変更になるようなら、きちんと日付入りのメモを取り、変更内容をチェックしながら、上司の動きも確認して自分の仕事をやらなければいけないですね。

もしそれでうまくいくなら、感情に振り回されない精神力も必要かと感じます。何かあっても「まただわ」と思い、臨機応変に対応できる強い自分でいてください。

 

でもそういう上司と関わるときは、あなたが成長できるときですよ。

指示が変われば違うことをやらなければいけない状況の繰り返しの中で、知らないうちにたくさんの仕事を身につけています

みんな大変なときはつらい。でもこのふたりの上司のおかげで、あなたは確実に実力が付きます。ですから有難いと思って頑張ってください

 

「有難い」という言葉は、有ることが難しいと書きますね。「有難う」もそうですが、「難が有るときにも使う言葉」でもあるのです。

確かに「ありがとう」は魔法の言葉と言われ、人の心を動かす感謝やお礼の言葉です。

でも、苦しいことであっても与えられたことに感謝して受ける「禍や災難を終わらせる言葉」ともいわれています。

人は「難」に遭って素直に自分を省みて、感謝することで成長ができるからです。

 

あなたの年齢では、期待と違うマイナスのことが起きたとき、いま「ありがとう」の言葉を言えるような理解は難しいかと思います。

 

でも、いまあなたが置かれている環境だからこそ、「ありがとう」の精神で貫くことの人生の大切さを考えてほしいのです。

イヤだなと思っても仕事はしなければ行けません。だから自分で環境も変えるのです。そして気持ちを変えて仕事に向かうことです。

それから、尊敬できる人を目指して努めることもいいかと思います。

 

立場が違うとものの見方や考え方が変わってきますが、最近、管理職になり肩書きがついても、人間性はまた別という話をよく伺います。

だからといって人を避難するよりも、まず自分を省みて、「人のふり見て我がふり直せ」のことわざ通り、身近にいるこの上司のようにならないよう、自分の行動も気をつけましょう

 

あなたのように真面目に仕事に向かう人は、会社にとって大切な人材です。また女性ならではの、男性では気がつかない事が功を奏する時もあります。部下であっても仕事が円滑に出来るよう、あなたなりに努力してみてください

 

今回のことだけでなくこの先いろんな経験をすると思います。

嬉しいことばかりでなくイヤなことも受け入れ、むしろ大変な時ほど「ありがとう」の言葉の意味を思い出して将来につなげて頑張ってくださいね!

 

Photo by Pinterest

アンジー編集部

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