ライフスタイル

2014.06.27 UP

救急車に乗る前に帰りの「交通費」を心配する女性


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良い天気でした。空はどこまでも青く、6月なのにこの天気はどうだ、というくらい晴れていました。

「たかじんのそこまで言って委員会」を観て、そのあとでソフトバンク戦を観て「負けている。チェッ!」と思い「まぁ、買い物にでも行こうか」と、自転車のシルバーくんに乗って近所のスーパーマーケットに行ったわけです。買うものは、決まっていました。牛乳とボトルコーヒー。

ボトルコーヒーって、本当に安くなりました。128円くらいだったのが、今は78円くらいで買える。ルンルンとまではいかないけれど、家まではもう少しだし、帰ったら「笑点」を見ようと思っていたとき、ふと白いものが見えた。と思ったら、自転車ごと飛ばされてしまったのです!

 

「まぁ、何事!? 女王さまにむかって、車を当てて来るなんて!」

中村うさぎさん並みにそう言えれば良かったのですが、飛ばされて呆然となり、自転車は倒れ、その場に座ったまま「何が起こったんだ?」と呆然となりました。頭を打っていないかを調べ、全身痛いのか痛くないのかわからずに、左肩を押えていました。

 

「救急車を呼びますか?」と聞かれ「呼んでください」と答えたあとで、自転車を動かし、隅の方にぴったりとつけて鍵をかけた自分に驚きました。

変なところで、律儀なのです。救急車が来て、ふらふらと反対方向に歩き出しました。

 

「どうしたんですか? こっちですよ」

「すみません、気分が悪くなって……」そのまま救急車に乗りましたが、隊員さんの言ったひと言が忘れられません。

「気分が悪かったら、言ってくださいね」

なんて優しいお言葉、なんてことじゃなく、きっと救急車の中で吐かれたら困るとでも思ったんじゃないでしょうか。

財布の中には500円くらいしか入っていない。給料は明日おろそうと思っていて、買物帰りでもあるし、100円玉が数枚というところ。

 

「帰りはどうするんですか?」

 

隊員さんは「帰りは自分で帰ってもらうことになります。送れませんし」ということで、妙に納得しました。

 

そうこうしているうちに、救急病院へ。

「大丈夫ですか?」「はい」「お名前をお願いします。生年月日は?」と言われ、それにひとつひとつ答えていきました。

体温、脈拍、血圧を計り、血圧は上が150台と大幅増。

「まぁ、私、普通は110台ですのよ」なんて言葉も出ずに、ただただ真っ青になっていました。

レントゲンを撮るのに、相当な時間、待たされました。左肩が痛くて、体をベッドの上で起こしたくらいです。レントゲンを撮って車椅子に座って待っていると、若い先生がやってきました。

 

「左鎖骨骨折と右親指末端骨骨折ですね、手術をした方がいいかもしれない」

ヒィエ~。ついていないとはこのことです。続きは次回!

 

Photo by Pinterest

かわの ももこ

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