ハピネス

2014.06.08 UP

あなたの常識は世界の非常識かも!? ~心と心をつなぐ仕事とは?~【国際交流基金・藤居真美さんインタビュー・プロローグ】


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みなさん、「国際交流」と聞いて、どんなことを思い浮かべますか?

なんだか、華やかで、いろんな国の人たちの笑顔と、外国語が飛び交っていている場面。漠然としたイメージは浮かんできますが、具体的にどんなこと? と聞かれると、ピンとこない方も多いのではないでしょうか?

わたしは、服をデザインする仕事をしているのですが、4月に「国際交流基金」のKAKEHASHIプロジェクトというものに参加し、1週間ほどN.Yに行ってきました。

現地の方々に日本のファッションを紹介したり、アメリカのファッションのことを教えてもらったりと、とても貴重な経験をしました。

普段、わたしたちは日本にいると、日本人としてのアイデンティティというものを深く考えることは、あまりないように感じます。

少し客観的にみてみることで気付くことができる、当たり前の幸せと、世の中にはいろいろな価値観があるということ。

忙しい日々に埋もれていると、なかなかそんなことを感じる余裕が、なくなってしまうものです。こころが鈍感にならないように、生きていかないと、もったいないなと思いました。

 そんな、いろいろな国の人の、心と心をつなぐ仕事をされている「国際交流基金」の文化事業部の藤居真美さんに、お話を聞きました。

仕事を通じて感じることから、具体的にわたしたちの役に立つ、海外旅行や日本文化の情報まで、次回から全10話の連載でお届けします。

 

世界って、おもしろい!これが正しいっていうものはない

藤居さんは、カナダで生まれ、アメリカ、北海道、福岡と、さすらいの幼少期を過ごしました。高校3年生の時のニュージーランドでのホームステイがきっかけで、「世界っておもしろい! 海外に関わる仕事がしたい!」と思い立ったそうです。

 

「それまでは弁護士になりたかったので、(海外と関わる仕事がしたいとは)本当に考えていませんでした。でも、やっぱり、行くと全然違うなって。面白くて、刺激もたくさん受けました」

 

大学を卒業して2年後、国際交流基金の職員になり、日本やカナダでいろいろな業務を経て、現在は、日本のテレビ番組や映画を外国(自分の国でお金を出して買えない国)に無償で放送してもらう事業に関わっていらっしゃるそうです(たとえば、NHKの朝ドラ『カーネーション』をミャンマー、トルクメニスタン、カンボジアなどに提供したり)。

 

「世界に行くと、視野が広がったり、自分の常識が、世界の非常識になることもあります。これが正しいっていうものはないっていう感覚を身をもって学ぶんですよね。それによって、自分と違うものも受け入れられるようになりました」

 

高校生の時に、なんとなく興味があって体験したホームステイで、世界が変わったという藤居さん。ちょっとでも興味があるなら、迷うより、とにかく、やってみる! ちょっとしたきっかけで、人生は変わると思います。

 

次回は、「いつか海外で働いてみたい! 暮らしてみたい!」と思っている方々に、ぜひ読んでほしい「資格もお金もなくても、海外で暮らせる方法」をお伝えします。ご期待ください。

 

※取材協力

藤居真美(ふじい・まみ)さん

「国際交流基金」の文化事業部所属

大学を卒業して2年後、国際交流基金の職員になり、日本やカナダで、国際交流に関するいろいろな業務を経験する。現在は、日本のテレビ番組や映画を外国(自分の国でお金を出して買えない国)に無償で放送してもらう事業に関わっている(たとえば、NHKの朝ドラ『カーネーション』をミャンマー、トルクメニスタン、カンボジアなどに提供するなど)。

「国際交流基金」とは?

独立行政法人で、21カ国に拠点があり、世界の日本大使館や総領事館と協力しながら、日本のことを世界の人に紹介する活動をしている。

総合的に国際文化交流を実施する、日本で唯一の専門機関。

主に、日本の芸術や生活文化を世界に紹介する文化芸術交流、海外で日本語を教える活動、海外での日本研究を支援する活動がある。

国際交流基金WEBサイト

 

image photo by Pinterest

いわた あきこ

いわた あきこ

ファッションデザイナー/ファッションライター

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