ライフスタイル

2014.05.02 UP

彼に教えてあげて!「女性の幸せ」の世界基準は薔薇をもらう事!


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毎年4月23日はスペインのカタルーニャ州の女性がお姫さま気分を味わえる特別な日です。

私は毎年この日、バルセロナの街を散歩するだけで幸せな気持ちでいっぱいになります。

少しだけでも様子が伝わればと、今回は先日撮った写真とともにこの「サン・ジョルディの日」をご紹介します。

 

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4月23日「サン・ジョルディの日」は、男性がパートナーに一輪の赤い薔薇をプレゼントをする習慣があります。バルセロナに限っては街の中心地が薔薇を売る花屋と本屋であふれます。

好きな女性にだけでなく、母親・女友達・同僚へ、義理薔薇をプレゼントする男性もいます。もちろん女性同士でのプレゼントもありです。

 

また、街の中心のスーパーマーケットの一部でも、この日だけ特別に買い物してくれた女性に薔薇をプレゼントするところもあります。私も2年前にスーパーのレジで薔薇をいただきました。

もちろんパートナーからいただく薔薇が一番ですが、薔薇がもらえるだけでほっこり幸せな気分になるものです。

 

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このイベントのそもそもの由来は、この地方に伝わるある伝説によります。

趣旨だけかいつまんで説明すると、サン・ジョルディという男性がお姫様を救出するためにドラゴンと戦い勝利した後、ドラゴンの血から赤い薔薇がはえ、その薔薇を愛のシンボルとしてお姫様にプレゼントしたという伝説です。

 

これをそのまま再現しているところが何ともロマンチックだと思いませんか?

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だからこそ、サン・ジョルディの日には女性がちょっぴりお姫様になれるのです。

女性なら誰しもが幼いころになんとなく夢見るお姫様。彼を一日だけでも王子さまにさせる日がサン・ジョルディなのです。

 

伝説に則って赤い薔薇をプレゼントするのが普通ですが、現在は赤以外にも、白、黄色など比較的普通のものから、サッカーのFCバルセロナ(バルサ)のツーカラーレインボーカラーの薔薇までいろいろあります。

お気に入りの薔薇を彼と一緒に探すのもいいですね。

 

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また、この4月23日はスペイン全土で「本の日」でもあるため、女性は薔薇のお返しに男性に本をプレゼントしています。

男性も女性に薔薇だけでなく本もプレゼントするようです。

 

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サン・ジョルディは祝日扱いでなく平日のため、カップルは仕事の合間を縫ってお散歩デートやランチ、ディナーをします。

バルセロナでは遊歩道がある並木道、Rambla de Cataluña(ランブラ・デ・カタルーニャ通り)とLa Rambla(ランブラス通り)がこの日一番賑わう場所です。

 

もし、これら定番の通りに行く場合は午前中がお勧めです。午後は観光客に加えて仕事を早めに切り上げたスペイン人たちも加わり歩けない程の大混雑になります。

さらに、午前中はスペインの有名人もこっそりと人混みに紛れてこれらの通りを歩いているそうですので、すれ違う一見普通に見える人も実は有名人かもしれません!

 

本屋ではサイン会も開かれているので、本屋の前に長蛇の列ができていたら有名な著者が来ているかも?

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サン・ジョルディに対する現地人の反応はというと、純粋に楽しむ人たちから、バレンタインと同じでコマーシャルな(商業的な)日だと嫌う人までさまざまです。

でもそんなちょっとへそ曲がりなスペイン人男性でも、薔薇の一本はくれるものです。

自分のパートナーから薔薇を貰えないなんて、大切にされないスペイン人女性は逃げてしまいますからね。

 

彼の隣を薔薇を持って幸せそうに歩く女性も見ていても嬉しくなりますが、薔薇を背中に隠してに彼女の所に向かう男性や、手をつないで歩く老夫婦の姿などは一層微笑ましいです。

毎年同じ日を同じ人と迎えられることはとても素敵だと思います。

 

また、この日は薔薇関係の手作りグッズのお店にもたくさんお目にかかることができます。

こちらは絹のスカーフでつくった薔薇です。年配の方に人気なようです。

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今年は私の友達のLaia(ライア)が手作りの薔薇小物のお店を出していたので、こちらも紹介します。サン・ジョルディの日には購買意欲が盛んなためか、小物もよく売れるのだとか。

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左から、Teresa(テレサ)、Laia(ライア)、Mercè(メルセ)の仲良し三人組です。

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もしスペインにいらっしゃることがあれば、ぜひこの日を狙ってパートナーとバルセロナに遊びに来てみてください。

また、日本でもこういった人生を楽しめる「特別な平日」ができれば、とわたしは遠くから願っています。もちろん、サン・ジョルディを真似するのではなく、何か日本独自の素敵なイベント、ないものでしょうか?

 

経済はどうあれ……と枕詞的なものをおかないといけないスペインではありますが、人生を楽しむことにかけてはラテン文化の国は参考になると思います!

 

(写真:筆者撮影)

※協力者:

・Laia Codina(ライア・コディーナ)  Webはこちら    Facebookはこちら

・Teresa Guxens(テレサ・グシェンス) Webはこちら   Facebookはこちら

・Mercè Morera(メルセ・モレーラ)   Webはこちら

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