ハピネス

2014.05.01 UP

ママになっても女でいたい!生涯「女を楽しむ」ために


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(©Stephanie|Anabelrose Photography)

アメリカやヨーロッパの夫婦って、年を重ねてもラブラブなイメージがありませんか?

アメリカで家の近所を散歩していても、手をつないでいたり、腰に手を回していたり、チュッとしたり、スキンシップは断然日本よりも多いです。

実際のところ、アメリカの離婚率は日本よりも高いものの、このラブラブ感はうらやましい限り。おじいちゃんおばあちゃんが仲良く寄り添って歩いている様子は、見ているこちらも幸せになります。

長く一緒にいても仲良しなんて、まさに目指したい恋人との在り方。その秘訣を探るヒントは、彼女たちの日常生活にありました。

 

子育て期間中に「自分の時間」は得られるか

知り合ったばかりのアメリカ人女性を食事にお誘いした時のこと。

彼女には3歳になる娘さんがおり、私はそのことを知っていたので、お子さんも一緒に週末ランチでも……というつもりでした。しかし、彼女からの返事はこうでした。

OK! 旦那も含めて飲みましょう! 子どもはベビーシッターに預けるから

あまりにもさらっと! ベビーシッターに預ける、そして飲みに行く……という発想がなかったもので、ちょっと驚いてしまいました。

彼女の話によると、そうやって時々ベビーシッターに子どもを見てもらいながら、夫婦だけでデートもしているそう。

 

他にも、語学学校へ通っていた時のこと。ロシア出身の女性と仲良くなりました。

よく行くお店があるから旦那も含めて今度一緒に行こう」と誘われたので話を聞いていると、場所はどうやら「クラブ」。踊るほうの、です。もちろん行くのは夜!

 

彼女には3人の子どもがいると知っていたので「お子さんは、その間どうしてるの?」と聞くと、「ベビーシッターに見てもらっている」と彼女。10代の頃からクラブ遊びが好きで、結婚しても出産しても続けているというのです。

 

日本では先日、ベビーシッターに関する痛ましい事件が起こりましたが、海外では、「実家」「旦那」に預けるのではなく、ベビーシッターに預けるということが「文化」としてちゃんとあるんですよね。

こうして彼女たちは時々、意識的に母親から一人の女性に戻る時間を作っているようです。

 

お金を払って自分の時間を抽出するメリット

共通しているのは「自分の時間を確保するために、お金を払っている」こと。

理由が飲み会への参加だろうと、クラブ遊びだろうと。

 

ふたりはベビーシッターを利用することで、決して子どもとの時間をないがしろにしているわけではなく、ましてや育児放棄をしているわけでもありません。

それどころか、自分の時間を持てることがストレス解消にもなっているのか、とにかく女性としてイキイキ輝いているように見えます。子どもをたっぷりの愛情で育てているし、旦那さまとの関係もとても良好です。

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(©Vanessa Kay)

ベビーシッターにおける日本とアメリカの違い

参考までにアメリカのベビーシッター事情をお伝えすると、アメリカでも有資格者は少なく、専門としている人はごく僅か。

ただ、日本と大きく異なる点として「学生アルバイト」としてポピュラーであることが挙げられます。あくまでも、顔見知りの近所の高校生や大学生など「この子だったら安心」という人選をして、預けているママが多いのだとか。

また、現地にある日本人が情報を交換し合うコミュニティサイトでも「ベビーシッター募集」といった書き込みが多く見受けられます。

 

子どもの人生は大事、自分の人生も大事

アメリカは「親は親」「子は子」という考え方が一般的で、上記のような女性の行動は割とスタンダードです。

先日、かとうりりさんの記事で「産後クライシス」という言葉が紹介されていましたが、例えばベビーシッターを活用することで「一時的に女に戻る」時間が得られ、夫婦関係にもメリットをもたらすのであれば、有効に活用することはひとつの方法だとも考えられます。

ANGIE世代の方々も「いつかは……」とは出産を考えているものの、自分の時間を大きく失うことに、ためらいがある方も多いのではないでしょうか?

 

とはいえ、現実問題として、日本ではまだまだベビーシッター制度自体が整っていないのも事実で、他人様に預けることを良しとしない文化も根強い。

ベビーシッターに関する事件も記憶に新しいですし、日本人がもつ「責任感」は、海外の人から美徳とされることも多いです。

 

「自分の生き方」を見つめ直すために

ここではベビーシッターの活用が一例となりましたが、大事なのは、家事育児や仕事、趣味など、結婚しても、出産しても自分らしく有り続けるためには、何が必要で、何は諦めることができて、それにはどんなサポートがあればいいのか? を今のうちから見極めることではないかと思います。

自分をヘルプしてくれる周りの人たちへの感謝を前提として。

 

前述で紹介した女性たちも、ある意味、そこに対して潔さがありました。

「他人がどうしているか」ではなく「自分はどうしたいか」ということを軸にする強さは、女性を輝かせるのかもしれない、と彼女たちを見ていると感じます。

 

MIKA Hirai

MIKA Hirai

(エディター/ライター/トラベルキュレーター)

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