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2014.04.10 UP

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日本の広告業界のエグい裏側と「無垢なる1000日」


SONY

10年以上広告制作に携わってきて感じることといえば「日本の広告はどこまでいってもタレントマーケティングだ」ということです。

タレントマーケティング……マーケティングという言葉の守備範囲は広いので、もっと簡単に言えば、タレント広告のオンパレードが我が日本。

 

これは世界的に見てもあまり例のないことのようで、たとえば世界の広告の祭典である「カンヌ国際広告祭」に出品される広告作品で、タレントを起用している広告は非常に数が少ないものです。

世界のアドマンはアイデアで勝負しており、日本はタレントが勝負していると言えます。タレントさん、お疲れ!

ときどき、テレビで「世界のおもしろCM」が紹介されますが、ああいうのがいわゆる「世界基準」であり、日本のようにかわいらしいタレントさんがにっこり微笑むCMは、極東の地・日本ならではということのようです。

 

さて、そのタレントについて。タレントをテレビCMに起用するには、お金がかかります。とてもたくさんのお金がかかります。

いくらかかるのか? については、円やドルの価値が相対的な価値観のなかで決まるように、「絶対にいくら」という金額はありません。

だからタレント業とは「浮草稼業」だし、アドマンは相場師のごとく、日々変化してゆくものをしんどい思いをして追いかけないといけない。華やかな世界の裏側は、いつの時代も大変なものです。

 

いつの時代も変わらない「人の心を動かす」クリエイティブを作りたい。タレントと巨額のお金をめぐる攻防戦が日本の裏側にあっても、この思いは広告に携わる多くのクリエイターたちの総意です。

特に、誰もが安価に写真や動画を簡単に撮れるようになった今、多くの人が「人の心を動かす」コマーシャルメッセージを作ろうとしています。

 

あなたの心が動くタレントさんは誰ですか? 生後まもない我が子や甥っ子さん、姪っ子さんは、あなたの心のなかで燦然と輝く「タレント」ではないですか?

そうであれば、あっという間に成長する子どもの「生きる軌跡」を動画で残したいと思いませんか? 「観たいテレビ番組がない」のであれば、あなたの「心のタレントさん」が映っている動画を観ませんか?

 

スマホでちゃちゃっと撮影するのもいいですが、スマホはズボンのポケットからトイレに落ちたらおしまいです。

時をこえる思い出を、ずっと。」 これは「ハンディカムで残す、生後1000日間のプレシャスモーメント」と題したSonyのデジタルビデオカメラ ハンディカム(tm)のプロモーションコピーです。

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「人の心を動かす」クリエイティブ。毎日、そういうものを見ていると、その人の生活は確実に豊かなものになります。

生後1000日の無垢なる命の奇跡をハンディカム(tm)で記録してみてはいかがでしょうか。カンヌに激震が走らなくとも、全米が泣かなくとも、「私だけがひそかに泣ければそれでいい」。そう思える映像が、あなたにとって「最高の映像」なのです。

 

※参考-ハンディカムで残す、生後1000日間のプレシャスモーメント-「きみとの1000日を、ずっと。」キャンペーン

picture provided:IT’s a SONY

ひとみ しょう

ひとみしょう

(小説家/作詞家/ANGIEシニアライター)

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