ハピネス

2014.03.31 UP

〜自分が見えなくなったら~ 私を幸せにするアイテム


nelson0307

 

私は原点に戻れる場所が好きだ。あのときと変わらず、そこにある景色、匂い、音、温度。すべてがまざりあうと、あの時の気持ちに戻れる。

いま立っている場所に、行ってみたいと夢見ていた頃。なにもない頭で、必死になにかをつかもうとしていた。そう思うのは、原点に戻ったとき。

 

色あせる喜びとわいてくる不満

いま、あなたが手にしているものは、少し前まで欲しいと思っていたものではないだろうか?

あれだけ欲しいと思っていたはずなのに、そのほとんどは、手にしたとたんに色あせてしまう。そしてやってくるのは、どこからかわいてきた「不満」。

大きい不満や小さい不満がたまっていくと、現状に満足することができなくなる。1つや2つくらい、いいことだってあるはずなのに、全部ひっくるめて嫌になってしまう。そして突然、すべてを投げ出したくなるのだ。

 

タイムスリップした先にあるもの

どこか遠くへ行きたくて、あのとき住んでいた街へ車を走らせた。懐かしい景色に包まれたところで、その当時よく聴いていた、お気に入りの音楽をながしてみる。

音楽が流れはじめると、一瞬だけいまの私は、昔の私に戻る。当時やっていた仕事、付き合っていた彼氏。住んでいた家。考えていたこと。当時の……。そこでやっと気づくこと。今の私は、昔の私が欲しかった、未来の姿だったのだと。

 

ぶらぶらしながら思うこと

常に前進しなければいけないことなんてない。ときには、戻ったり、立ち往生して、ぶらぶらする時間も必要だ。そういう、ムダにこそ思える時間が、意外とターニングポイントになったりする。

運転し続けていたら、景色を眺める余裕もないまま、目の前にある道を進み続けるしかない。でも、車をとめて、そこから出てみると、はじめて見えてくる世界がある。今まで進んできた道のりと、これから進もうとする道のりだ。

 

一歩先が見えなくなったら、一歩うしろにさがってみよう。すると、次の一歩を踏み出す勇気が出る。原点に戻れる場所は、過去のじぶんに出会える、しあわせの瞬間だった。

 

Photo by Pinterest

Airi

Airi

(海外在住ライター/コラムニスト)

≫このライターの記事を読む


アプリで、ANGIEがもっと快適に。

  • お気に入り機能で便利に読める
  • プロライターによる最新情報が充実!
ページの先頭へ