ハピネス

2013.09.14 UP

どこまで堕ちるか、女の人生!~絶望の先を見てみたくて~【第15話】


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幸せの形は、結婚とは限らない

このコラムを書いていると

「なぜメルヘンさんはそんなに強いんですか?」と聞かれることがあります。

 

「え? こんなふざけた記事を書いていることですか? いやあ、確かに正気の沙汰ではないと思いますけど、でも強いというよりバカなんです」

と、私が冷や冷やしながらしどろもどろ答えると、

 

「違います。私には二股なんて、とても耐えられませんから、強いなと思って」

と言われて、ああそうかと思います。

 

でも、私は決して強くないのです。

弱いからこそ、一度気に入った人を、簡単に手放す勇気がないのです。彼氏とも友達ともちょっと違うから、代わりもなかなかいなさそうだしな、と思うと、その気持ちはさらに強くなります。

 

だから、代わりにいろんなことをあきらめて、折り合いをつける。

一途になってもらうこと、ほかの彼女と別れてもらうこと、同棲をやめてもらうこと……。

 

人って、親が死ぬとか、兄弟が死ぬとかに関しての方が恋愛よりもずっと深刻で、いちばん不安にならないといけないところなのに、なぜ恋人とうまくいかないだけで、まるでこの世の終わりかのような傷つきっぷりを発揮しますよね。

それって、単なる恋人である以上、結局はなんの拘束力もないただの他人だからでしょう。

 

結局「結婚」という関係を結んで、無理やりにでも繋がらないと、不安になってしまう人がたくさんいるのかもしれません。

 

でも、それにばかりとらわれて、好きだという気持ちを忘れている人がとても多い。

結婚といっても、たかだか一緒にいる時間が長いだけという事実を、意外と忘れがち。

だから、少し悲しい話をしますが、もしあなたの彼が今後あなたと別れてほかの女性と結婚しても、それはあなたよりも、その奥さんといる時間が、ちょっとだけ長いだけ。ただ、それだけなのだと私は思っているんです。

だって人間の一生は、短いんですもの。結婚して、 一生一緒にいたとしても、たかだが数十年のこと。

 

宇宙の規模で見れば、その時間はあっという間です。

 

もしかすると、彼はその間に、これからヒカリちゃんと結婚するかもしれません。

そのことは悲しいけれど、でも、私にとっては、彼と一緒にいる時間が彼女たちと比べて短かっただけ。ただ、それだけのこと。

 

でも大事なのは、一緒にいた期間ではないと思うんですよね。

一緒にいたときに、何を得ることができたか、それが今後の自分の人生に、どう役に立っていくのか、

大事なのはそこだと思うのです。

 

さて、ここまで読んだみなさんは今、幸せですか? 自分が幸せだと、声を大にして言えますか?

私は、辛いこともあるけれど、少なくとも今までの人生の中では、とても幸せな経験ができていると思っているのです。

私のことを好きだ好きだといいながら、結局何も残してくれなかった過去の元カレ達に、笑顔で「ありがとう若かりしころの貴重な時間を無駄にしてくれて」

と言えるほど、心にゆとりがあるのが今の私です。

 

このコラムをここまで読んでくださったあなたが、今、二股や届かぬ恋で悩んでいたとしても、どうか、自分でみじめだと悲しまないでいただきたいと思うのです。

「二股している」「片思いしている」確かに事実はそうかもしれませんが、見方によってはいくらでもよいように見えてくる。私はその見方がうまいのかもしれないと思います。

 

堕ちた女は、必ずしも不幸ではないし、みじめでもないのです。堕ちた先で、幸せも見つけられます。

 

悩んだとき、あなたの心の隅に、私のこのコラムがちらっとでも浮かんで、頑張って生きるヒントになってくれればこれ以上うれしいことはありません。

ま、「ひどい記事だなあ」と呆れてくれているのなら、それはそれで、あなたの心が今とても元気だという証拠だから、うれしい限りなのですが。

 

Fin

 

Photo By Pazartica

メルヘン 可憐子

メルヘン可憐子

(コラムニスト/エッセイスト)

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