ライフスタイル

2013.09.13 UP

どこまで堕ちるか、女の人生!~絶望の先を見てみたくて~【第14話】


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 結局二股恋愛とはなんだったのか?

「じゃあ今も二股されているのね?」と聞かれるわけですが、だいたい「はい、そうです。二股かもしれませんが、三股かもしれませんし、ひょっとするとすでに誰かと同棲や結婚をしている可能性だってあるので、もしかすると不倫なのかもしれません」と答えます。

また場合によっては、「最近なんもしてないから、ひょっとするとこれは別れているかもしれませんねえ。えへへ、彼氏募集中」と答えるときもあります。

 

そもそも私思うのですが、付き合っている、付き合っていないという概念が、曖昧じゃありません?

私自身があまり、物事をふわっとさせるのが好きではないので、「はっきりしろよ!」とイライラすることもありますが、

しかし「男女の関係においてはっきりするって何なの? 書面を交わすとか?」と思いなおし、自分の中でも若干の消化不良をおこしつつも、結局「まあいいか」となるわけです。

 

たとえばこれが、「付き合うからには結婚!」という目標がある人なら、「結婚できないならこんな男なんぞ用無し!」と白黒つけることができると思うのですが、そうでない私は、「ずーっとこのまま仲良くできたらいいな。なるべくなら私だけでお腹いっぱいになってほしいけど……それは無理か。そもそもお腹いっぱいになった先には何があるの?」

などと考え出すと、もはやループから抜け出せません。

 

もはや、ここまでくると、心がマヒをしているのかもしれません。

涙なんて全然出やしませんよ。

 

皆さんは、こんな私をどう見るでしょうか?

大半の人は、やっぱり堕ちてしまった不幸な女だというのだと思います。

 

でもそこって、結局最終的には自分が決めることなんですよね。

私にとって堕ちた先って、案外悪くはなかったのです。

吐くことも、やつれることもあるけど、それは退屈な人生ではない証拠。

 

「退屈よりも不幸せなことはない!」と思ったのか思っていないのか、本能に従って殻から外に飛び出した私にとっては、

案外いい環境なのかもしれません。 ・・・・・・というよりも、これが当初目指していた『幸せ』の形なのです。

 

強がってる部分もゼロじゃないけど、この場所を捨ててほかに幸せが見つかるのかと聞かれると、どうも私には自信がありません。

 

結局、みんなにとっては熱くてたまらない灼熱の地獄が、私にとってはちょうどよいぬるま湯だった、ということかもしれません。

 

Photo By Art-Ness

メルヘン 可憐子

メルヘン可憐子

(コラムニスト/エッセイスト)

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