ハピネス

2013.08.21 UP

男の●●を許なさいと、男はどんどん劣化するというのは真実?


L07

朝、仕事に出かけたとおぼしき、あなたの彼氏や旦那さんが「ただいま! 今日は海を見てきたよ」と言えば、あなたは呆れるか、怒り心頭でしょう。

そういうことを知ってか知らずか、朝、会社に行くふりをして海に行く男もいないものです。愛する者どうしは互いの時間を規定するということを、男女ともに知っているわけです。

 

さて、男のなにを許さないと、男は劣化するのか? 海に行くことか? なんなのか? ご紹介したいと思います。

 

男の自由を許せ!

一般的に言って、男は小遣い制になると、とたんに牙を抜かれた猛獣のようにおとなしくなります。お金がないということは、多くの人が知っているとおり、この浮世においては自由がないことを意味します。
たとえば結婚前に、女性が貯金という名のもと、男性を小遣い制にする。結婚後、小遣い制にする。こうなれば、男はおとなしくなります。同時に、劣化しはじめます。
自由がないということは、責任もないわけです。自由と責任は地の果てまで行ってもセットでついてきますからね。

責任がなくなれば、あとは、「大きな問題を起こすことなく、静かに暮らす」ことしかできないわけです。

男の自由を許さないと、男は目に見えて劣化し、女性は(特に妻は)「私はこんな男と結婚したわけではない」と思います。

 

海に「行く」自由と、海に「行かない」自由の狭間で

海に行くのも自由ですが、おなじ自由でも海に行かない自由もあります。それを「男性みずからが選ぶ環境にある」というのが、意外と男が劣化しないポイントかもしれません。

 

たとえば、じぶんのことを例に挙げて恐縮ですが、ぼくのような物書きは、「今日は海に行ってくるからね」と妻に言えば、それで話はオシマイです。

「取材?」とか、なんとか質問くらいはしてくるでしょうけど、会社の経費で、仕事の用事で、江ノ島まで行くのかもしれないと、妻が思えば、それで話はオシマイです。1日くらい文章を書かなくても、大勢に影響はないしね。

 

その代わり、物書きの仕事の宿命として、明日は仕事がないというリスクがあります。ひとみしょうなど、バカな文章ばかり書きやがって、才能の欠片もない。こうメディアに言われてしまえば(言われないとは限らない)明日から仕事はないでしょう。

 

自由と責任。これを男がどこまでセットで背負うことができるか(男の気持ちの問題)。そして、どこまで女性として(妻として彼女として)男にそれを背負わすことを良しとするのか。

あんがい、このへんのさじ加減が「男を劣化させないポイント」なのかもしれません。ぼくに家計を任せると、パチンコ代にぜんぶ消えるヨ。こういう男は、「男をすること」をハナから放棄しているのかもしれないということです。

 

文・ひとみしょう(作家/コラムニスト/作詞家)

ひとみ しょう

ひとみしょう

(小説家/作詞家/ANGIEシニアライター)

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