ライフスタイル

2014.02.24 UP

海外を離れてはじめて気付いた日本女性の幸せ


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みなさん、こんにちは。 海外生活5年目のsweetsholicです。国内で過ごしていたら気にも留めないこと、さほど重要に思えないことでも、ひとたび国外へ出てみると、実は意外と重要だったなんてことが多々あります。

本コラムでは「海外を離れてはじめて気付いた日本女史のしあわせ」をテーマに、日本では当たり前に思えるけれど実はとても幸せなことを、毎回ひとつずつ探していこうと思います。

 

今回のトピックは「安全性」。日本はとても安全な国なのでピンとこないかもしれませんが、これってすごく恵まれていることなのです。

たとえば女性が好きな格好をして歩けないイスラム色の強い中東(外国人女性が歩いているだけで、男性から好奇の目を向けられます)、夜間に歩くことは避けたいアメリカやフィリピンなど、世界には女性が自由に行動できない国もたくさんあります。

 

フィリピンで暮らしていたときに起こった怖い出来事を例に挙げてみます。透明度の高い海に恵まれたフィリピンは、セブ島やボラカイ島に、ハリウッドセレブがお忍びで訪れるパラワン諸島など、リゾートが大変美しい国です。一方で、首都マニラは犯罪が多発する危険度の高い街。

ある土曜日の午後、友人5人と共にマニラ圏内にあるマラテという繁華街を歩いていたときのことです。身に着けていたネックレスを、前から走ってきた男にいきなりむしり取られました。その場で呆然とたちすくむ私に友人たちは介抱してくれたものの、それほど驚いた様子ではありませんでした。マニラではこういった事件は日常茶飯事だということです。

 

それにしても、着ていた白いワンピースには男の手垢がついてしまったし、ネックレスは盗られてしまったし、とても悲しく怖い体験でした。このとき初めて、「日本ではきれいな服装をして歩いても危険にさらされることはなく、夜遅くまでひとりで行動していたとしても何の問題もない。これはとても幸せなことだ」と、改めて感じました。

 

もうひとつ例を挙げると、学生時代に暮らしていたニューヨーク州の小さな町で、ある時レイプ事件が多発。それがなんと学校内でした。アメリカの大学は信じられないほど広いため、死角になってしまう場所も多くあります。「構内も自由に行動できないなんて、一体どれほど危険なんだ」と、米国の治安の悪さを恨めしく思いました。

 

「憧れのジュエリーを手に入れる」ことや「ミシュランの星付きレストランで食事する」ことも、幸せのひとつかもしれないけれど、生活環境のなかに隠れている幸せも実はたくさんある、ということが理解できた経験でした。

毎日同じことの繰り返しで、幸せを感じる瞬間がない、なんて悩む必要はありません。

日本女史のみなさんは、本当に恵まれた環境にいます。日常の小さなしあわせを見つけてみてくださいね。

 

Photo by 著者

香穂里鈴木

鈴木 香穂里

ライター/編集者/パティシエ/レシピクリエイター

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