ハピネス

2016.07.29 UP

鳥居に秘められた謎を解明!神社をより楽しむ方法②


夏も本番になってきました。夏祭りが開催されているところも多いのではないでしょうか。子どものころから神社の縁日が楽しみだった私ですが、みなさんはいかがでしょう。

前回、神社の楽しみ方第1弾として「狛犬」をご紹介しましたが、第2弾は「鳥居」が主役です。夏祭りのついでに、近所の鳥居をいつもと違った目線で楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

鳥居ってなに?どうして朱色が多いの?

Photo by Pinterest

はいると同時に、鳥居をくぐるようになっている神社がほとんどですよね。鳥居は、神さまが住む世界と人が住む世界を区切る目印のようなものです。「ここからは神さまの聖域ですよ」ということを示す一種の門、あるいは「結界」という考え方もあります。こちらも狛犬と同様、起源はよく分かっていません。

また神社にある鳥居は朱色のものが多いですが、この理由もはっきりとはしていません。魔よけの意味をもつ色だから、守りを強める色だから、命をイメージする色だからという説に加え、防腐剤として使われていた水銀の色だからという実用的な説もあるよう。

ちなみに鳥居は、1基、2基……と数えるそうです!

 

2系統に分かれる鳥居!「どうやって分けるか」に決まりなし!?

Photo by Pinterest

鳥居は大きく分けると、神明(しんめい)系と明神(みょうじん)系の2つに分けることができます。またその中でも数多くのバリエーションがあります。

「鳥居なんて、みんな同じだと思っていた!」という人も、ちょっとした違いが見分けられるようになれば、神社巡りがグッと身近なものになるかもしれません。

 

神明(しんめい)系

Photo by 神社人

簡単なつくりで、縦と横の木が直線的に交わっているのが神明系の特徴だそう。

 

Photo by 神社.COM

最上部の笠木、笠木と水平に配置される貫、柱のいずれもが円系になっているものが多いです。また神明系の中にもいくつかの種類があります。神明系の鳥居の中には、樹皮のある生木を使った「黒木鳥居」という種類もあり、とても珍しいとされています。
この鳥居と出会えたらレアですね!

 

明神(みょうじん)系

Photo by 神社人

神明系より飾りが多く、曲線的なつくりが明神系の特徴だそうです。

明神系もいくつかの種類に分けられますが、鳥居を3基合わせ、3本の八角形の柱と三角形の構造をした「三柱鳥居(みつばしら鳥居)」は、とても珍しい明神系の一種です。

 

Photo by 神社.COM

鳥居は大きく前述した2つの種類に分けられ、さらに細かく分類されますが「神明系」は柱が地面に対して直角、「明神系」は一定の角度(転び)を保つものが多いようです。

 

Photo by 神社人

転びがあるかないかでどちらの種類なのか判断することもできますね。

神社を建てることになったとき、神明系、明神系のどちらをつくるのかは一部の例外を除いて、実は明確な決まりがなかったといいます。

好きなほうを選べるなんて、意外です!

 

あの有名スポットも!変わり種の鳥居を紹介

海にそびえたつ神秘的な鳥居

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茨城県にある大洗磯前神社の鳥居があるのは、なんと海! 波に飲まれてしまいそうな、太平洋に面した岬の上にあります。

日の出をむかえる鳥居の姿は神々しく、元旦にはたくさんの人が初日の出を見にくるそう。とても神秘的な光景です。

 

川にたたずむ、くぐれない鳥居

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京都にある南禅寺、大寧軒(だいねいけん)には、その庭に流れている小川の中に「三柱鳥居」といわれる三角形の明神鳥居が建っています。

鳥居の高さは子どもの背丈程度しかなく、なぜそこにあるのか不明のよう……。

 

どこまで続く!? 朱色が重なる鳥居

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いわずと知れた京都の観光スポット、稲荷神社の総本社の参道にそって建てられているのは「千本鳥居」!

神さまの領域にはいる関門の役割としてたくさん鳥居が建てられたという説と、赤ちゃんの通り道「産道」をイメージしたという説があるようです。

 

まじまじと眺めることのない鳥居。くぐりぬける前に見上げてみれば、ささいではありますが違いを感じることができます。

形はもちろんのこと、鳥居がもつ雰囲気そのものを感じてみましょう。神社巡りのすすめはまだまだ続きます!

 

参考:神社人神社.COM京都寺社案内

すだ あゆみ

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