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2013.11.25 UP

夢敗れて山河ありですが「35歳で夢やぶれたら」なにが残って、どう生きるべきなのか?


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20代のうちに痛い思いをしてでも知っておいたほうがいいことのひとつに「努力は報われないこともある」という考え方があるように思います。

20代のうちは、たとえば、学力その他の問題で希望しない大学に進学した人は、大学3年生で希望の大学に編入するとか、4年生の終わりに希望の大学の大学院に進学するというようなことで、どうにか「思い通りの人生」を歩めるということもあると聞きます。

そもそも3浪でも4浪でもして、希望の学校に入る人もいますよね。あるいは、国家資格を取得することで、汚名返上(?)みたいなことをすることもできる。

しかし30歳をすぎると、こういうことができる人もぐっと減っていくものです。

 

経済的にもう限界であるとか、じぶんの能力の限界値を思い知ったとか、理由はさまざまでしょうけど、夢をあきらめて、食べるために稼ぐ……という選択肢を選ばざるを得ないときも出てきます。

たとえば司法試験の受験生であれば、制度改正もあるものの30歳前後であきらめる人が多いと言われています。

 

夢をあきらめて見えるもの

努力は報われないこともあると知った人から、食べるために仕事をしよう」とは、マスコミはほとんど言いません。

国も言わないですよね。国は、敗戦後なん十年も経っているにもかかわらず、「国力増強」をいまでもミッションにしているのか、格差社会の勝ち組に対してとっても親切です。

生活保護を受ける手続きはどんどん煩雑になるわりに、儲かっている会社がもっと儲かるように規制緩和を進める(もちろんもっと稼がせるためだけに規制緩和をしているわけでもないとは思うけど)。

 

努力が報われず、希望の仕事にもつけず、仕事をとおして自己実現をするべくもなく、ただ生活を維持するために仕事をする

 

これは、私たちの多くの親やそのご先祖様が果てしなく続けてきたことで、夢をあきらめて、生活のために仕事をするなかで、新たな目標が生まれ、生きる気力が湧き、新しいことを勉強したいと思え、なにかにチャレンジするという好循環が生まれるのも、また事実ではないかと思います。

 

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ひとみ しょう

ひとみしょう

(小説家/作詞家/ANGIEシニアライター)

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