ライフスタイル

2013.08.23 UP

彼のことを考えると眠れない…恋愛につきまとう不安の正体とは?


l201109191800恋は、とてもいいものですよね。

彼のことを考えて、きゅんとして眠れなくなって、「あああの人は今頃何をやっているのか」なんて考えたりして……。

でもなぜか、すごく不安な気持ちにもなります。

 

特に終電近くの駅になると、そんなカップルをたくさん見ることができます。

「離れたくない! 不安なの!」などとなじっているのでしょう。体をひっしと抱き合わせ、いつまでも離れません。

あれはきっと、物理的に離れることへの不安だけではありません。離れることで、潜在的な不安な気持ちがあるのでしょう。

意外と若い方ばかりではないことに驚いてしまいますが、不安になる気持ちに大人も子どももないのでしょう。

 

兄弟のこと好き、親のこと好き、友達のこと好き。

そういう「好き」のときは、そんな不安な気持ちはないのに、恋人相手だとなぜそうなるのでしょうか。

 

それは恋愛というものが、「終わりが見えない」という体質をもっているからかもしれません。

親でもない兄弟でもない、なんの繋がりもない相手同士の彼氏と彼女。

 

普通に考えると、行き着く先は結婚、ということになりましょうが、

その結婚の「ケ」の字が出てこなくて、主に女性が悩んでいるカップルがこの世の中には多く存在しています。

 

個人的には、「付き合ってるんだからそのうち結婚するでしょー」とか思うけれど、彼女からしたら結婚という繋がりがないのはすごく不安なことのようです。、

人は何かしら自分たちの関係に名前をつけて安心させたがる傾向にあります。

たとえば恋人と名付けただでも安心しきれず、今度は目に見えるものを欲しがる。

お揃いのリング、お揃いのネックレス。それに満足しきれず、結婚という契約で関係を結びたがる。

それくらい人間というのは、「相手と無関係であること」を恐ろしいと思ってしまう生き物なのです。

 

今この瞬間は一緒にいても、来週には心移りされて一緒にいられないかもしれない。

まだ結婚さえしていれば、多少の抑止力がありますが、まだ恋人同時だとすると、そこに強い拘束などはありません。いつ離れていこうと。止めることができないのです。

そのことをなんとなく潜在的に理解しているから、終電間近の恋人同士はあんな様子なのでしょう。

「もう会えないかもしれないのに……」

 

しかし、いっぽうわたしは、「来週も一緒にいなきゃいけないの? 今日が楽しければいいんじゃないの?」とも思うのです。

 

そりゃあ好きですから、なるべくなら来週も会えたほうがいいにきまっています。

でも、会えるかどうかわからない来週のことばかりを気にして、今この瞬間が悲しい日になってしまうくらいなら、最初から今日が最後と割り切って、遊んだほうがずっと楽しいとは思いませんか。

 

もうデートの終わりに不安になって泣くのはやめましょう。

デートの終わりは、にっこり笑ってサヨナラと言えるようにしましょう。

なぜなら、彼もそんなあなたになら、きっとまた会いたくなると思うからです。

 

Photo By Nicholas Kennedy

メルヘン 可憐子

メルヘン可憐子

(コラムニスト/エッセイスト)

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