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2016.04.24 UP

パン研究家が厳選!今、東京で行くべきパン屋さんBEST3


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日本初上陸のパン屋、コッペパン・メロンパンなどの専門店、国産小麦を使ったお店……。”パンブーム”真っ只中の東京ではショップが急増し、大行列ができることも!

そこで今回は、これまで1万個以上のパンを食べたパン研究家・片山智香子先生に、今大注目のパン屋さんBEST3を教えてもらいました。

ふわふわの食感に美味しそうな小麦の香りが、毎日の暮らしに喜びを与えてくれるはず。朝食やランチにはもちろん、春の公園ピクニックのお供にテイクアウトしてみて!

 

東京メトロ銀座線・浅草駅「Manufacture」

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Photo by 武蔵英介

赤煉瓦の趣ある建物の3階に上がり、扉を開けると、まるでパン工場のような世界が広がります。ここは、東京・麹町の人気オーガニックカフェ「KOJIMACHI CAFE」や、九段下の人気ベーカリーショップ「FACTORY」の姉妹店。

パン職人の三浦さんは「FACTORY」と、この「Manufacture」を立ち上げた、素材への強いこだわりの持ち主。

添加物を使わず、イーストは最小限の量を。粉の味をシンプルに楽しんでもらいたいんです」と語る三浦さん。

味の要となっているのが、自家製天然酵母。春はイチゴ、夏はモモなど、季節のフルーツから作っているため、その時々で微妙に味が変わります。山梨県・清里にある自社農園で採れたワイルドミントを使うと、爽やかな香りがパンにうつるのだとか!

またパンに使われる材料は、スタッフの出身地域の特産物などを積極的に取り入れているのもポイント。「お客様にしっかり説明できるものを使いたいんです」という三浦さんの思いが込められています。

 

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Photo by 武蔵英介

商品が陳列されているすぐ後ろでは、職人たちがパン作りに精を出しています。工場見学気分で買い物できるのも楽しいですね。

店名の「Manufacture」とは”工場制手工業”の意味。下フロアにある系列店「SUKE6 DINER」にパンを提供しているのはもちろん、都内レストラン・ホテルにもパンを卸しています。

 

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Photo by 武蔵英介

「とにかく一度食べてもらいたいのが、”雑穀ブレッド”(740円)。練りこまれた雑穀のプチプチとした食感は、最後の一枚まで食べ飽きません。しっかり味があるから、トーストしてそのままどうぞ!」(片山先生)

カボチャとヒマワリの種、白・黒ゴマ、コーンミール、ケシの実、キビなどの7種類の雑穀が贅沢に練りこまれた一品は、リピート買いするお客様が多いのだとか。

ゴマがアクセントになっているため、和風の食材にもマッチします。「SUKE6 DINER」では、海苔と味噌ペースト、きゅうり、チーズをサンドして販売。

 

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Photo by 武蔵英介

トマトなどの鎌倉野菜を一度ポタージュにし、種に練りこんだ「フォカッチャ」(231円)。そのときの旬な野菜を取り入れるため、時期によって味が変わります。

野菜の味がふんわりと口の中に広がるため、食事の美味しさを引き立ててくれますよ。

 

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Photo by 武蔵英介

下の1〜2Fは系列店「SUKE6 DINER」。鎌倉の養鶏場から仕入れた新鮮な卵、自家製ソーセージ、そして「Manufacture」の焼きたてパンを使った料理を堪能できます。

「ダイナーのシェフが作りたい料理に合うようにパンの味も綿密に調整しています」と三浦さん。パンと料理の最高のマリアージュを体験できるのが魅力です。

 

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Photo by 武蔵英介

自家製ソーセージやベーコンなどがフライパンにどっさり盛り付けられた「イングリッシュブレックファースト」(1,111円)。

セットのイギリスパンに卵をつけたり、ヒヨコ豆のトマト煮込みを青菜炒めと絡めたり……。思い思いの食べ方ができるのもいいですね。

 

浅草駅からもほど近く、隅田川沿いに面しているため、散歩の途中にお腹が空いたら立ち寄ってみてはいかがでしょう。

 

Manufacture

住所 東京都台東区花川戸1-11-1 あゆみビル3F(「SUKE6 DINER内 3F)

電話 03-5830-3377

営業時間 10:00〜18:00

定休日 月曜日

SUKE6 DINER

住所 東京都台東区花川戸1-11-1 あゆみビル1〜2F

電話 03-5830-3367

営業時間 火〜金曜日 10:00〜23:00 土日曜日・祝日 8:00~22:00

(ラストオーダーは閉店1時間前)

定休日 月曜日(祝日の場合は翌平日)

 

東京メトロ半蔵門線・水天宮前駅「OZO BAGEL」

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Photo by 武蔵英介

ニューヨークスタイルのハードベーグルを専門に扱う「OZO BAGEL」。オーナー・田口さんは、ニューヨークの老舗「Ess-a bagel」で修業してきたため、本場の味を堪能できます。

卵とバター、砂糖は不使用。天然酵母と国産小麦を使っているので、安心安全なのも魅力。”焼き立てを食べてもらいたい”という思いから、店頭在庫が少なくなってきたら焼き足していくため、出来たてに巡り会えることも。

 

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Photo by 武蔵英介

「焼きたての食感は、ハード系ベーグルなのにもちもち! 厚みもあるから、腹持ちもいいですよ。

数あるなかでもおすすめなのが、”エブリシング”(250円)です。セサミ、ケシの実、岩塩、オニオン、ガーリックがふんだんにトッピングされている贅沢な一品」(片山先生)

ほかにも人気No.1のプレーンや、ハニークランベリーなど12種類があり、どれも食パンのようにデイリーに食べられるものばかり。シナモンレーズンベーグルは、ニューヨーク留学経験のあるお客様が、思わず「懐かしい」と言ってしまうほど!

 

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Photo by 武蔵英介

ベーグルと日替わりの具材を選び、その場でサンドウィッチにしてくれるのもニューヨークスタイル。

「ベーグルの厚さに加え、具材のボリューム感も魅力です」(片山先生)

写真の「パストラミサンドウィッチ」(500円/ハーフサイズ)は、男性でも半分でお腹いっぱい!

 

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Photo by 武蔵英介

「なめらかなスプレッド(クリームチーズ)もベーグルにベストマッチ! 山のように盛ってくれるのもうれしいですね」(片山先生)

写真は、シナモンレーズンベーグルにメープルレーズンウォールナッツのスプレッドを挟んだもの。12種類のなかでも人気が高いのは、チキンやスモークサーモンとも相性抜群な「細ねぎ」、ニューヨークでも支持率No.1の「メープルレーズンウォールナッツ」です。

60g(200円〜)、90g(300円〜)の量り売りもあり。フィリング(ベーグルサンドの具材)は250円〜。

 

OZO BAGEL

住所 東京都中央区日本橋箱崎町32-3 秀和日本橋箱崎レジデンス1F

電話 なし

営業時間 火〜金曜日 11:00〜18:00 土曜日 11:00〜15:30

(売り切れ次第終了のため、来店前にTwitterで確認を)

定休日 日曜日 月曜日 祝日

 

東急東横線・代官山駅「メゾン・イチ」

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Photo by 武蔵英介

人気のショッピングエリア・代官山駅から程近い「メゾン・イチ」。

「パン大国フランスのショップをイメージしているため、食事パンを多く取りそろえています。本国同様、料理と一緒に楽しんでもらいたいですね」

そう語るのは、国内だけでなくフランス、カナダ、ベルギーなど、海外での修行経験も持つオーナー・パン職人の市毛さん。

北海道産の国産小麦を使用し、液体天然酵母から作る長時間発酵の味わい豊かなパンが並びます。

「テリーヌやレンズ豆の生ハムサラダなど、パンと相性抜群なデリが充実しているのも嬉しい! 立地も抜群だから、お買い物の途中にぜひ立ち寄ってみて」(片山先生)

 

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Photo by 武蔵英介

広々としたカフェスペースでは、のんびりとした時間が過ごせるはず。

ランチだけでなく出勤前にモーニングセットを楽しむなど、さまざまな使い方ができるのも魅力です。

 

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Photo by 武蔵英介

片山先生イチオシは「スペルト小麦の田舎パン」(399円:1/4カット)。

アミノ酸やたんぱく質など、栄養満点なドイツ産のスペルト小麦を使ったカンパーニュです。水分量の多い国産小麦よりもさらにしっとりとした食感がたまらない!」(片山先生)

スペルト小麦は通常の小麦に比べて高価で、流通量が少ないため、取り入れる店も多くないのだとか。酸味が効いているため、薄くスライスしてサーモンや生ハム、ローストポークなどをサンドするのもおすすめです。

 

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Photo by 武蔵英介

トマトとモッツァレラにはチャバタ、サラミとピクルスにはバゲットを……。具材にベストマッチなパンが選ばれたサンドウィッチは8種類もあるため、思わず目移りしてしまうはず!

写真は、とうもろこしがふんだんに練りこまれたパンに、ツナや卵などをサンドしたもの(399円)。

 

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Photo by 武蔵英介

フランス流の丸形キッシュは、具材がぎっしり詰まっているため食べごたえ◎。

甘みのあるトマト・モツァレラ・バジル、カレー風味の青豆とホタテが人気です(各499円)。

 

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Photo by 武蔵英介

発酵バターを使ったサクサクのクロワッサン生地で、フランス産のチョコレートスティックを包んだ「パン オ ショコラ」(249円)もリピーターの多い商品。

 

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Photo by 武蔵英介

フレッシュな木いちごやパイナップルを使ったタルトケーキもあり。発酵バターの豊かな香りがする生地は、コーヒーや紅茶のお供にぴったりです。

写真は、人気No1のフランス産の濃厚チョコレートを使ったタルトケーキ(399円)。

【メゾン・イチ】

住所 東京都渋谷区猿楽町28-10 モードコスモスビルB1F

電話 03-6416-4464

営業時間 変更の可能性があるため、要電話確認

定休日 変更の可能性があるため、要電話確認

 

「お気に入りのパン屋さんを見つけるためには、まずスタッフに人気のパンを聞き、それが自分の舌に合うか判断するのが大切ですよ」と片山さん。

週末は、今回紹介したパン屋さんをグルッとめぐってみてはいかが? あなたのパンワールドがきっと広がることでしょう。

※価格は税抜き表記です。

【片山智香子】

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これまで1万個以上のパンを食べてきたパン研究家。

国内最大級のコミュニティサイト「パン屋さんめぐりの会」主宰。自宅でのパン教室も開催している。雑誌やテレビ、ウェブメディアなどで活躍中。

著書『ボウルで3分こねるだけ! ラク! 早! カンタン! おうちパン』がある。

(トップ画像:武蔵英介。トップ画像撮影店舗:「メゾン・イチ」)

武蔵英介(ANGIE編集部)

武蔵英介(ANGIE編集部)

メディアプランナー

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主にインテリア、料理など暮らし関係の記事を担当。 趣味は、インテリア、料理、自転車、海外ドラマ。 「皆さまに毎日の暮らしが楽しくなる情報をお届けいたします」


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