2016.03.30 UP
時間のない朝でもパパッと作れる「ウフ・ココット」のレシピ
慌ただしい平日の朝。コーヒーだけ、あるいは何も食べずに出社という方も多いかもしれませんね。でも朝食を抜くと集中力が低下したり、イライラの原因に! さらに、朝から不機嫌な様子では恋はおろか、出会いも遠のいてしまうかも……!?
出会いも多くなる春、この機会に朝食をとる習慣をつけてみませんか?
わたしの暮らしているフランスでは、卵料理を食べることが多くあります。なかでも、ゆで卵にマヨネーズをつけて食べる「ウフ・マヨネーズ」、半熟状に仕上げる「オムレツ」、「ウフ・ココット(Oeuf cocotte)」は登場頻度が高いです。
今回は、時間のない朝でもパパッと作れる「ウフ・ココット」のレシピをご紹介しましょう。
電子レンジで簡単、ウフ・ココットのレシピ
Photo by sweetsholic
電子レンジで作る「ウフ・ココット」。レシピが要らないぐらいカンタンです。前日に用意しておいたサラダやカットフルーツなどを添えれば、ヘルシーな朝食が速攻で完成!
レンジで作れば所要時間1分以内、というスピーディーさもポイントです。
【材料】(1人分)
卵・・・1コ
サワークリーム・・・小さじ1
塩・・・少々
オレガノなどお好みの乾燥ハーブ・・・少々(適宜)
黒コショウ・・・少々(適宜)
【作り方】
1.ココット皿にサワークリームを入れてから卵を割り入れます。
2.塩を振ってフタをし600Wのレンジで20秒加熱。その後、もう一度20秒加熱します。一度に40秒加熱してしまうと、卵が爆発してしまう恐れがあるため、注意して。フタがない場合は、ラップをふわりとかけてくださいね。
3.この時点で卵が固まっていないようなら、もう10秒加熱。レンジから取り出し、乾燥ハーブと黒コショウを散らせば出来上がり!
Photo by sweetsholic
スティック状に切ってからトーストした食パン、またはバゲットを添えていただきましょう!
パンを器代わりにしたアレンジレシピ
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手軽に作れるオシャレな料理レシピが多数掲載されている、フランスの料理本『MES RECETTES PREFEREES』。
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こちらに載っていた「ウフ・ココット」は、なんとパンをココット代わりにしています! 賢いアイディアだと思いませんか?
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パンの器の作り方をご紹介します。パンは、ベーカリーショップなどで目にする「ミニブール」を使って。
1.パンの上部中央を、卵が入るようくり抜きます。
2.写真のようにパンの側面を覆うようにアルミホイルを敷きます。その後、1000Wのトースターに8分かけます。
3.パンをココット代わりにして、前述のレシピでウフ・ココットを作ります。
栄養バランスがよく、美肌効果の高い卵。腹持ちもよいので、脳や体をフル活用する午前中に最適な食品と言えそうです。
おいしい朝ごはんを食べれば、その日一日のモチベーションも高まる気がしませんか? 手軽に作れてキレイになれるフランスの卵料理もぜひ、毎日の朝食メニューに加えてみてくださいね。

鈴木 香穂里
ライター/編集者/パティシエ/レシピクリエイター