ハピネス

2014.01.18 UP

頭を下げる?「誰からもめちゃモテる」女性がやっていること


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先日バスに乗ったら、バスの運転手さんが30秒くらい最敬礼していました。その路線は途中で運転手さんの交代があって、交代してバスを降りる運転手さんは、ペコリとお辞儀をしてバスを降りるわけですが、降りてからバスが発車するまで、ずっと最敬礼をしていた。

バスは流れゆく車列が途切れないと発車できないので、そのあいだずっと最敬礼。

 

人が深々と頭を下げている姿はかっこいい。そこには、どこかしら心打たれるものがある。それがみずからの保身のためとか、お金のためとかでなければ、なおさらかっこいい。もしかして、頭を下げるって、この世でもっとも美しい姿のひとつかもしれない。

 

保身やお金のためでなく頭を下げる……その理由は人によって様々だと思うけれど、じぶんのためではないかなと思う。頭を下げないとじぶんが気持ちよくないからとか、じぶんの気持ちがなんとなく満足しないからとか、そういう意味での「じぶんのため」。

 

人は歳を重ねるにつれて、他者のためになにかをすることが多くなる。子どものためとか、孫のためとか甥っ子や姪っ子のためとか。じぶんのことに精を出せるのは若いうちだけ。夕方まで仕事をして、そのあと友だちとカラオケに行って、その流れでクラブで遊んで朝になって、寝ないで会社に行くというようなかんじで、じぶんのことしかしなくても、じぶんからも他人からもさほど文句が出ないのは、若いうちだけだと思う。

 

やがてじぶんだけにこだわっている心が柔らかくなり、他人のことに目を向けた瞬間、生きていることがとても大切なことのように思える。毎日のありふれた暮らしが、とても愛おしいものに思えてくる。

じぶんのことにこだわっている女性より、人のことを一生懸命やっている女性のほうが輝いて見えることもある。それはなぜ?

 

頭を下げるって、他人のために頭を下げようと思えば、「ワシの頭はどんだけ重いんじゃい」と思うくらい、なかなか下がらないものですが、じぶんのためと思ったら、実っている稲穂に教えられるまでもなく、すっと頭が下がる。ステキな女史の頭はすっと下がる。気持ちよく。それはなぜ? 別に中身が軽いわけではあるまい。

 

photo by Pinterest

ひとみ しょう

ひとみしょう

(小説家/作詞家/ANGIEシニアライター)

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