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2016.06.28 UP

【6月30日】半年間の「不浄」を捨てる日!夏越祓(なごしのはらえ)


ココロにたまった目に見えないゴミ、皆さんはどうしていらっしゃいますか?

ゴミとは、持っていても役に立たないもの、ないほうがいいもの。まわりの友人に「捨てたいココロのゴミはある?」と質問したら、「過去の後悔」「ジェラシー」「変なプライド」「未来への漠然とした不安」「ストレス」と、さまざまな答えがかえってきました。皆さんはいかがですか?

今月、そんなココロのゴミを一掃できる特別な一日がやってきますよ。6月30日、日本中の神社で行われる祓い(はらい)の行事、「夏越祓(なごしのはらえ)」。半年の間にたまったココロのゴミはもちろん、梅雨でじめじめとした気分ともさようならしましょう!

 

強力な祓い「茅の輪(ちのわ)くぐり」って?

「夏越祓(なごしのはらえ)」とは、新年から6月30日までの半年の間にたまった、罪やけがれといったココロのゴミ、不浄を清め、息災を祈願する特別な行事

神社の境内で、茅(ちがや)で編まれた「茅の輪(ちのわ)」をご覧になったことはありませんか? この輪をくぐることで、ココロのゴミをリセットして、人生をリスタートできますよ! まずは、茅の輪(ちのわ)をくぐる由来となった伝説をご紹介しましょう。

 

茅の輪くぐりの伝説

神々の時代。スサノオノミコトが旅の途中、ある兄弟に宿を求めました。裕福でありながら「NO!」と断った弟に対し、兄・蘇民将来(そみんしょうらい)は貧しいながら、喜んでもてなしてくれました。

その後、再び蘇民将来のもとを訪ねたスサノオノミコト。「もしも悪い病気が流行ることがあったときは、この茅で輪をつくり腰につければ病気にかからない」と告げたのです。そして疫病が流行したとき、弟の家族は病に倒れましたが、蘇民将来とその家族は疫病をまぬがれることができました。

この伝説が「茅の輪(ちのわ)」くぐりの由来となっています。

 

やってみよう!茅の輪くぐりのお作法

ご利益をのぞむのであれば、茅の輪(ちのわ)くぐりの意味をきちんと理解して、輪をくぐることが大切です。それでは茅の輪くぐりのお作法をご紹介しましょう。

「水無月(みなつき・みなづき)の夏越(なごし)の祓(はらえ)する人は 千歳(ちとせ)の命(いのち)延(の)ぶというなり」

と、唱えながら茅の輪をくぐります。

 

1. 茅の輪の前に立ち、一礼をしましょう。

2. 輪をくぐり、左方向にまわって、正面に戻ります。

3. 輪をくぐり、右方向にまわって、正面に戻ります。

4. 最後にもう一度、輪をくぐり、左方向にまわって、正面に戻ります。

5. 一礼し、神前に進みましょう。

5分もかからず、不浄のすべてをリセットできますよ。

今年の6月30日は木曜日。神事に参加できないという皆さんも、6月後半は全国各地の神社で「茅の輪(ちのわ)」が設置されていますので、お作法にのっとって、茅の輪をくぐりましょう。6月に行われる大祓いは強力です。

 

6月の和菓子で、厄落としを

いかがでしたか?「夏越祓(なごしのはらえ)」は「水無月祓(みなづきのはらえ)」ともいわれます。

6月を代表する和菓子「水無月」は、氷をイメージした三角形のういろうの上に、厄除けの小豆をのせたもの。厄落としの和菓子といわれているんですよ。美しさの中に深い意味合いが込められた水無月は、6月の手土産にもおすすめです。

今年後半、新たな幸せに向かって、茅の輪(ちのわ)をくぐりませんか?

三浦奈々依(みうらななえ)

三浦奈々依(みうらななえ)

神社仏閣ライター・フリーアナウンサー・カラーセラピスト

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