趣味

2013.10.04 UP

映画『夏の終り』に見る!家出をせずとも「瀬戸内寂聴さん的に」男を魅了する方法とは?


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瀬戸内寂聴さんの半生を描いた小説をもとにしている映画『夏の終り』はもうご覧になられましたでしょうか。年上男性と年下男性との三角関係に悩まされる姿を赤裸々に描いている映画です。瀬戸内寂聴さんは、多くの人がご存知のとおり、小説家にして天台宗の尼僧である御年91歳の女性です。

瀬戸内寂聴さんは、小説家として60年、出家して50年。いわずもがな人生の大先輩です。とくに恋愛面では、20代、30代と不倫、二股、三角関係……と激しい恋愛をされてこられてきました。今は、離婚も不倫もさほど珍しくない時代ですが、昭和30年代というまだまだ恋愛が自由にできなかった頃からすると、とてもぶっ飛んだ生き方だったことでしょう。

なぜそんなにモテるの? 映画を観た私は、瀬戸内寂聴さんという人間の魅力を考えずにはいられませんでした。そこで映画から感じた寂聴さんの魅力を、みなさんと一緒に考えてみたいと思います。

 

本能のままに生きる

主人公・知子は、旦那と子どもがいるにも関わらず、妻子ある年上の作家・慎吾に恋をします。それを聞いて怒った旦那に「だって好きなんだもん!」と地団駄を踏みます。地団駄ですよ、地団駄! それも旦那と子どもの前で!

実際、地団駄を踏んだかどうかはわかりませんが、それくらい知子=寂聴さんは、自分の感情に正直なのです。別れたかつての年下の元カレにだって、自分から電話をかけちゃう。そして、三角関係になる。自分を偽らず、素直に、本能のまま。それが恋愛経験が豊富な理由だと思います。あなたは大人として、地団駄を踏めますか?

 

自立している

自分の家庭を捨て、妻子ある年上男性と元カレの年下男性との三角関係の生活が始まっても、知子は自分で染色の仕事をして稼いでいます。年上男性の妾、というスタンスではない。男性に頼って生きていくのではなく、自分でそういう状況を選択して生きていくんだ、という意志が見える。

実際この頃から、男性と対等な立場になるには経済的に自立しなくてはならないと考えていらっしゃったようです。当時、そんな考えで仕事に精を出している女性の姿はたくましく、かっこよかったことでしょう。もし現在、寂聴さんが30代だったなら、仕事も恋愛も! というANGIE世代の仲間入りでしたね。

 

会話が面白い

これは私の勝手な推測ですが、寂聴さんは当時からとても会話が面白人だったのではないでしょうか。現在、テレビで寂聴さんがお話されていらっしゃるのを聞いていると、会話が軽快で、ウィットにとんでいて、もっと聞きたいと思ってしまう。ものを書く方は、やはり博識ですし、それを人につたえるのが上手。

寂聴さんが書いた小説を、男性ふたりは、寂聴さん以上に面白がり、才能を信じてくれていたといいます。きっと、毎回会うたびに、面白くセンスある会話をしては、男性をリフレッシュさせていたのではないでしょうか。会うたびに相手になにを与えられるか。これは男性に「また会いたい」と思わせる重要な魅力であると言えます。

 

いかかでしたか。小手先のテクニックではなく、生き方で相手を虜にしていくのもモテる秘訣です。たぶんその方が、男女問わず、深く人に愛されることでしょう。まずは、映画『夏の終わり』をご覧になって、三角関係になってしまう寂聴さんの生き方を感じるところから始めてみてはいかがでしょうか。

 

【画像】

『夏の終り』公式サイト

吉川 依吹

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