趣味

2014.02.08 UP

男性ほど性器に無関心じゃない? 私の“アソコ”との付き合い方


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(Photo by Pinterest)

自分の身体、好きですか?

女性って自分の身体と向き合う機会が多いのに、男性ほど自分の身体……というか性器に無関心だったりしませんか? まぁ女の子は小さい頃から男の子と違って「おちんちん!」なんて叫びながら走り回ったりしてはいけないと言い聞かされましたもんね。

そもそも、女性の性器は男性と違って、引っ込んだ所に密やかにおりますし、なかなか自分の目で見るには勇気がいるのかも……。なーんて尻込みに、喝をいれるアート作品をご紹介します。

 

花のような私たちの身体

これは、ジュディ・シカゴによる「ディナーパーティー」という作品です。

長いディナーテーブルを囲んで並ぶ、お皿とディナーセットの数々。座席は空席で、誰も座っていません。真っ白なお皿には、それぞれに違う柄が描かれていますが、コレ、いったい何に見えますか?

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花? 幾何学模様? 何かのシミ?……いえいえ、こちら、女性のたーいせつなアソコをデザインしたものなのです。

しかも、このテーブル1辺には13人分の席が用意され、テーブルは3脚あります……13人×3脚で、なんと39人分の女性のアソコが並んでいます。そのヴォリュームには、もはや圧巻です。

 

先輩女史たちの力を見よ!

一枚一枚、違うデザインがされているこのお皿は、ズバリこの座席に座る女性をイメージしています。作家のウルフがこのパーティーに登場させている客人達は、クレオパトラやらエミリー・ディキンスンやら、政治、芸術、経済など、古今東西のそうそうたる「成功した女史」や「世界を変えた女史」たち。そんな彼女達がテーブルを囲み、女史会している風景を表現したのがこの作品なのです。

さらに、このテーブルセットのクロスは、400人にも及ぶ女性ボランティアたちが、ひとつひとつ縫い上げたもの。床のタイルには、このテーブルに登場させきれなかった999人分の女性の名前が刻まれています。

そう、この作品は、女性による女性のための女性に捧げられた作品なのです。

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作品に隠されたメッセージとは?

有名な女性たちのアソコを並べることで、女性たちの権利を主張していたのでしょうか? それとも、女性の大変さを訴えているのでしょうか? いいえ、どちらも違います。

この作品では、時代も国境も超えて、女性たちが楽しく、オシャレに女子会をしているのです。美しい花を思わせるアソコを見ていると「辛いのではなく、誰よりもオンナでいることを面白がって、楽しむ!」というのが、この作品に込められたメッセージであると思えてやまないのです。

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 いかがでしたか?

酸いも甘いも経験して来たアンジー女史世代ともなれば、自分の身体や性器に無関心でいる方が恥ずかしいこと。輝くほどの良いオンナは、見えないところにもプライドを持つものです。

自分を愛せないオンナに愛される資格ナシ! この作品に登場する先輩女史に負けないように、自分の身体の隅々までチェックとケアを欠かささず、誰よりも自分の身  体を愛して謳歌することから、これからの自分を磨いてはみませんか。

 

Photo by Donald Woodman

nishico

nishico

(学芸員、美術評論)

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