趣味

2014.01.28 UP

映画「メイジーの瞳」大人の恋愛事情を子供は意外と見ている


maisie

子供から見る大人の姿とは……?

お子様がいる方、これからお母さんになるかもしれない方に、ぜひ観ていただきたい映画が『メイジーの瞳』(2014年1月31公開)。

NYに暮らす6歳のメイジー。アートディーラーの父と、ロック歌手の母が離婚……そして彼らの家を、10日ごとに行き来することになります。元ベビーシッターのマーゴが父の新しい奥さんになり、母の新しい夫リンカーンも加わり、メイジーは大人たちの身勝手な事情に振り回されていく……。

そんなメイジーの瞳に映る大人の姿を見ていると、身につまされる思いになってきます。

 

メイジーの視線

タイトルが表すように、この作品はすべてメイジーの視線=メイジーの瞳に映るものだけが描かれています。

メイジーの視線を通して大人たちの世界を見ると、子供が意外といろんなことを見ていること、そして見ていないフリをしていることを思い知らされます。メイジーは大人たちの喧嘩や恋愛関係……など、本当はいろいろなものを見ていて、でも気づかないフリをしている。

感情むきだしで、自分勝手な大人たちを見つける、メイジーの視線は4人の大人たちの誰よりも大人びています。

 

メイジーの選択

メイジーは大人たちに振り回され、最後にある選択をします。パパもママももちろん大好き。だけど、夜の街に取り残されたひとりぼっちになったとき、帰りたいと名前を出したのは……? いつも一緒に遊んでくれて、楽しませてくれたのは……?

メイジーは自分を守ってくれる人、一緒にいてくれる人を選択します。メイジーは頭で考えてそうしたわけではなくて、本能的な判断でなのだろうから、子供の洞察力をなめてはいけないです。

 

子供の瞳に映る自分は、どう映っているんだろう。立派で、美しく、かっこよく、パーフェクトに映っていなくてもいいけれど、恥ずかしくない姿で映るように心がけていこうと思わせてくれる映画です。

また、4人の大人たちのメイジーへの愛し方を見ていると、愛情表現もそれぞれで、そのすべてを受け入れた上でのメイジーの“ある選択”は、とても考えさせるものがあります。

 

あらすじだけ見るとちょっと重そうなテーマですが、ポップでかわらしい演出で、ファッションやインテリアもとてもかわいく、映像もおしゃれで暗くならずに楽しめ、ホロリと泣け、考えさせる映画です。

そして……リンカーン演じるアレキサンダー・スカルスガルドがめちゃくちゃかっこいいです。今後も注目の俳優さんなので、ぜひそちらもお見逃しなく!

 

Photo by 『メイジーの瞳』(公式HP)

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