美容

2018.03.19 UP

30代からの美ボディに不可欠!女性が憧れる「黄金ヒップの条件」とは?

ここ最近で、俄然、注目度が上がったボディパーツと言えば、お尻。

「30日間スクワットチャレンジ」なるヒップアップエクササイズが流行したり、キュッと上がったヒップを自撮りしてSNSに投稿する「ベルフィー」なんて言葉まで登場したりと、なにかと話題ですね。

ヒップラインは後ろ姿の印象を左右する重要なポイント。お尻一つで、脚の長さも変われば、後ろ姿年齢だって変わります。

みなさんの後ろ姿年齢は、何歳くらいでしょうか?

 

お尻は胸ほどにモノを言う!?

レキットベンキーザー・ジャパン株式会社が20~30代女性500名を対象に行った「ヒップケア」に関する意識調査では、「お尻(ヒップライン)が美しい女性は、魅力的だと思いますか?」の質問に、実に94%が「そう思う」と回答しています。

さらに、興味深いのが女性らしさを感じるパーツとして、胸とお尻を比較した結果です。

ラインやシルエットが、その人のイメージに大きくかかわる

「お尻」のほうが当てはまる:22% >

「胸」のほうが当てはまる:18% (どちらも同じくらい:60%)

ラインやシルエットに、その人の生活習慣があらわれる

「お尻」のほうが当てはまる:62% >

「胸」のほうが当てはまる:3% (どちらも同じくらい:35%)

ラインやシルエットが美しいと、若々しくみえる

「お尻」のほうが当てはまる:43% >

「胸」のほうが当てはまる:11% (どちらも同じくらい:47%)

ラインやシルエットが整っていないと、だらしなくみえる

「お尻」のほうが当てはまる:45% >

「胸」のほうが当てはまる:10% (どちらも同じくらい:45%)

 

いずれも胸よりお尻を選ぶ人が多く、お尻がボディラインから生活習慣までをあらわすパーツとして認識されていることがわかります。

まさに、「お尻」が「胸」ほどにモノを言うことがわかる結果ではないでしょうか。

 

理想のヒップと現実のヒップの差は?

では、女性たちの理想のヒップの条件とはどのようなものでしょう。

調査では、「バランスがよい」(94%)、「立体感がある」(89%)、「弾力がある」(89%)が3トップという結果に。確かにどれも、理想の黄金ヒップになるためには譲れない条件ですよね。

以前のように「小尻ならOK」というサイズ重視の曖昧な理想のヒップ像から、バランスや丸み、ハリ感などイメージがより明確になってきていることもうかがえます。それだけ、お尻への関心の高まっていることのあらわれでしょう。

その一方で、お尻に対する自己評価については、自信があると回答した女性はわずか1割ほど。平均点数は「35.5点」と、決して高い評価ではありませんでした。理想のヒップと現実のヒップの差を、大きく感じている女性が多いようです。

具体的には、「垂れぎみである」という悩みが最も多く55%、次いで「サイズが大きい」が43%と、こちらも高い結果でした。

特に30代では、ヒップが垂れぎみなことを気にする女性は62%と、さらに増え、加齢によりヒップが垂れ下がってくることを痛感している女性が多いことがわかります。

 

美尻職人指南! 黄金ヒップに必要な要素とは

「このまま放っておいては重力に負けて、理想の黄金ヒップから遠ざかってしまう!」と危機感をお持ちの方も少なくないでしょう。

ご安心あれ。「美尻職人」の異名を持つ、ボディメイクのプロで、パーソナルヨガスタジオ「emiyoga studio(エミヨガスタジオ)」を主宰する北村エミさんは、次のように指摘します。

「お尻は、自分の力で大きさや形を変えるのが難しい胸などと異なり、日々のケアやトレーニングで、十分に理想のサイズやラインを目指すことが可能な部位。自分の努力がきちんと反映される、ケアのやりがいがあるパーツだと言えます」

なんとも心強いお言葉! そう、黄金ヒップは努力で手に入るんです!

北村さんによれば、「バランス」「立体感」「弾力」を兼ね備えた黄金ヒップを目指すためには、「ヒップのたるみをなくすこと」が重要なのだとか。

お尻が垂れていることで、バランスが悪くなり、立体感も弾力も感じられなくなってしまうだけでなく、脚が短くみえたり、全身のスタイルも悪くみえたりと、全体の印象にも悪影響をおよぼすことに。

実はお尻が大きいと悩んでいる女性の中には、下に垂れて大きくみえているだけというケースあるんですって。「ダイエットでサイズダウンをしなくても、キュッと上向きになるだけで、お尻の見た目は大きく変わってきます」と北村さん。

ならば、キュッと上向きにしようじゃないの!

 

日常生活でできる黄金ヒップエクササイズ

北村さんによれば、お尻は年齢とともにたるんでいくので、たまのスペシャルケアよりも、毎日のちょっとした努力が重要なのだとか。

意識して階段を使うなどちょっとしたトレーニングを生活に取り入れたり、なるべくお尻をつぶさないように心がけることも大切と指摘します。北村さん自身も、お尻と椅子が接する面積をなるべく少なくしたり、寝るときにも仰向けではなく横向きを意識して、お尻をつぶさないようにしているそうです。

また、座るときに脚を組まないようにしたり、背筋をのばしたりすることで、骨盤の左右のバランスが整いやすくなり、その結果、お尻のバランスにもよい影響が出ると言います。

さらに、お尻と脚の境目をはっきりさせて、より美しいヒップラインを実現するために、太もものむくみをなくすことも重要なのだとか。

こうした毎日の心がけが、黄金ヒップへの近道になるのです。

 

ダイエットよりもボディメイク

30歳を過ぎたら、体重やサイズダウンを目指すダイエットはほどほどにして、美しいラインを目指すボディメイクに意識を向けましょう。美しいボディラインを実現するためには、ヒップラインは重要なポイントです。

黄金ヒップに近づくべく、さっそくヒップケアを始めませんか。

 

参考:レキットベンキーザー・ジャパン株式会社

平 理以子

平 理以子

美容ライター/恋愛コラムライター/海外(バリ島)ライター

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